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金魚日和

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タムキューとそれ以外のマクロ4

2011年02月17日 | カメラ・撮影

【最短撮影距離】=被写体から“結像面(後側焦点面)”までの距離、
【ワーキング・ディスタンス】=被写体から“レンズ先端枠”までの距離、ここまでは解った。
で、表記が長ったらしいので【最短撮影距離】を【A】、【ワーキング・ディスタンス】を【B】とする。
…なんかこぉ、無駄に算数度が上がる感じだ。


レンズには、
 ・ピント調整時に全長が伸び縮みする『タケノコ式(いま名付けた/以下『T式』)』と、
 ・鏡筒内部で伸び縮みし全長は変わらない『インナーフォーカス式(正式名称/同『IF式』)』、
 ・伸び縮みしない全長も変わらないピントも合わない『役立たず式(壊れてるんじゃね?)』の3種類がある。
【B】が問題になってくるのは『T式』の場合だ。

EF-S60mmとタムキューさんの【A】だけを比べた場合、
それぞれ20cmと29cmで、EF-S60mmの方が被写体との距離は短い。ところがどっこいしょ、
『IF式』であるEF-S60mmの【B】が9cmであるのに対し、
『T式』のタムキューさんは【A】にあった9cmのアドバンテージが無くなり、【B】は同じ9cmになってしまう。

ムシとか虫とか蟲とか撮りたくて、少しでも【A】が長い:ムシに逃げられ難そうなタムキューさんを選んだのに、
【B】の存在を知らないまま購入(まぁ価格の安さが一番の理由だったんだけど)、
レンズフードを着けた場合は更に短くなることを使いながら知り「……。」となっても時すでにお寿司(マグロ祭り)。


…購入前、雑誌やWebなどの記事で、確かに【A】と【B】の記述は見た。が、
「【最短撮影距離】のことを英語で【ワーキング・ディスタンス】と言う」のだと思い込んでいた為、
その二つは同一のものだと思っていたのだ。。。。。。


こんなことなら屋内でのポートレートレンズとしてもギリギリ使えそうなナノクリ60mmの方が良かったんじゃね、
などという心の声を聞かないフリして過ごす今日この頃だ。