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川柳・ボートっていいね!北海道散歩

川柳・政治・時事・エッセイ

2018年06月22日 | 川柳

 中学時代から寝る間も惜しんで読んだ本。

少女少年文学全集なる類はかなり読んだと思う。

大人になり蔵書も増え、新築当初、

私の部屋は本の重さでやばくなる。本をかなりブックオフや知り合いに譲り捨てた。

 今、本を買うと読み終えた後はほとんど手のいいゴミ状態。

そこで助かるのが、みちのく銀行函館亀田支店で無料で貸して下さる今どきのヒット本。

漫画の「大家さんと僕」「栗山氏の本」「佐藤愛子の本」他、読みやすい本を借りている。

 今まで読んできた数々の本は本当に自分の糧になっているのか?と考えると・・・ジャンルによる。

今、手にしている本は養老孟司氏の「遺書」。彼の本はかれこれ20冊くらいは読んでいる。

 どの本も同じフレーズの文章があるため、知らず知らず復習してしまう。

 

今回の冒頭の触りが彼らしい・・・私の観念をバサッと切って進む口術筆記。

 「妻と友人夫婦と豪華客船の旅に付き合った。船の中ではやることもなくしばらく書いていない本が書きたくなった。」・・・と・・始まった。

なーるほど・・・豪華客船とは言え街に住んでいるより舩中は狭い。・・・客船内に対して興味のない氏にとっては虫も追いかけられないし・・・北海道生まれの奥様の前では長くゲームもできない。

まして・・奥様とはいつも一緒にいなければならない。

 と、までは書いてはいないが・・・私も将来は乗る機会があったら・・夫ではなく親友と行きたいな。。。

ってなことで・・・豪華客船の私の夢を現実に引き戻した養老氏。

 人間を心理学以上に脳の機能でその人となりを教え導いてくれた。

意味不明な人間は・・・意味不明な脳が機能している。本人が悪いのではなく・・何世紀にも亘って受け継がれた脳遺伝子のなせる行為ではある。

 罪を責めるのは大切だが・・・そうしてしまった環境、育てられ方・脳のプログラミングの結果の行為。

私も長く生きているが・・・そろそろ人間にも飽きてきたが・・・飽きないのが孫たちの感性だ。

 会うたびにいろいろな感性のびっくり箱が飛び出す。

その感性に寄り添いつつ・・・私の財布は緩みっぱなし。

 お金は生きているうちに孫たちの現実と未来へ投資すると決めている。

本は高く買った本ほど売れない。残しておいても娘孫は読まない。ネットの活字だけで事が足りる。

料理本もたくさんあるが…読む前に・・ネットのクックパットを開く。

 自分で本を買うなら・・・孫たちが買いたい本を与えてる昨今。最近は作家の遺言の本へと知らずに手が伸びる。

先日、105歳になる川柳の先輩宅へ電話。施設に入っていらっしゃるが娘さんが毎日施設へ顔を出されている。

 私もいつまで生きれるかわからないが長生きは人間の勝者なはずだ・・・老いながらすべてシンプルにしておかなくては・・・あああああ。。。

それは自分のアクションだ。「老いてからやり進めることの多いこと・・・それでも私は生きてくの」…どこかで聞いたふれーずだにゃー。。。

 

 

 

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