おいしい横浜

横浜を中心としたおいしい店紹介です。
ときどき旅先のグルメ報告も。

ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ

2010年09月09日 | 東京
かれこれ1ヶ月がたってしまいましたが、8月上旬に国立新美術館へ「オルセー美術館展」を観に行ってきました。展覧会期間終了間近のため40分待ちという大盛況。その帰りに館内の「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ 」での遅めのランチです。

黒川紀章氏の設計による超モダンなガラス張りの美術館。その巨大な空間の中に浮かぶ2つの逆円錐形のオブジェのような建物ののうちの1つがお店です。
2つの内上が今回のビストロ、下が2Fにあるカフェ「サロン・ド・テ ロンド 」です。
↓ポール・ボキューズからカフェを見下ろしたところ。まるで宇宙船みたいです。


席は建物のカーブに合わせてぐるりと円を描くように並べられています。
テーブルの間隔はかなり狭く2人用のテーブルも小さいです。私達は内側の大きめのテーブル席(4人用)に案内されたので、ラッキーでした。


セッティングです。真っ白のテーブルクロスの上に白い紙が敷いてありました。
お店のロゴが刺繍されたナプキンは大きくて厚手。


ランチは、本日のランチセット(1日70食限定)1800円と本日のランチコース2860円、展覧会スペシャルコース5800円の3種類でした。
本日のランチセットはすでに売り切れていました。
まあ、あれだけ展覧会が混んでいれば無理もありませんね・・・。


まずは、赤ワインをカラフェで。
Cotes du Ventoux Perrin 2007(25ml) 1300円
コート・デュ・ローヌ AC Cotes du Ventoux グルナッシュ主体 
白ワイン、赤ワインとも3種類ほどがグラス(12ml)カラフェ(25ml・50ml)で注文できます。これは良いですね!
ボトルワインも4200円~9300円で揃っていました。




本日のランチコース 2860円を選びました。

コースに付くバゲット。エシレバターは別料金(500円)。


まずは前菜。4種類の中から選択します。
サーモンのリエット サラダと共に
コクがあっておいしいです。


ガスパチョ
旦那が選んだトマトと夏野菜の冷製スープ。爽やかで夏にぴったりのメニュー。




続いてメインディッシュ、3種類から選択できます。
鳥もも肉のソテー バスク風
お行儀の良い料理といった印象。味は普通かな。


豚ロース肉のロースト リヨン風グラタン添え ソース・シャルキュティエール
旦那のメイン。こちらもそこそこです。



デザートも3種類より選択。
昔ながらのゴーフル"グランメール"
さっくりしたワッフルに、チョコレートソース、りんごのピュレ、生クリームが別添えになっています。シンプルなワッフルは甘さひかえめ。


"ムッシュ ポール・ボキューズ"のクレーム・ブリュレ
しっかり焼き目をつけたブリュレ。バニラビーンズがたっぷり使われていて嬉しい。クレーム部分が意外に薄いので量が少ない!もっと食べたかった~。



コーヒー +380円
食後の飲み物(コーヒーか紅茶)は別料金です。


前菜は良かったのですが、メインはいたって普通です。
グランメゾンの手がけるブラッスリーというのが裏目にでて中途半端さを生んでしまっている印象でした。
価格は手ごろにおさえてはいるものの、そのために材料やメニュー構成が犠牲になってしまっていてもったいないな・・・と。
ある意味では限られた予算のなかで頑張っているとも言えなくもないのかな。
(ただ、バターやコーヒーの追加で思いのほか合計金額がかかってしまうのもあまり良い印象ではないですね)
もっとカジュアル路線に割り切ったメニューにするのもありだと思います。
ポール・ボキューズという名前が良い意味で生かされるよう期待します。




ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ (BRASSERIE PAUL BOCUSE Le Musee)
東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館 3F
TEL:03-5770-8161
ランチ  11:00~16:00(L.O.)
ディナー 16:00 ~ 21:00(19:30 L.O.)
金曜日 16:00 ~ 22:00(20:30 L.O.)
火曜日定休


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