孫が、釣れる釣りがしたい、というので館山港に行ってみた。
連休も後半、まず土曜日の午後に買い物帰りに寄ってみた・・・例の砂揚場だ。
なんじゃ~! この混雑はっ! まるで混雑したスーパーの駐車場状態。
これが通常の週末。 今日はこの倍、2列横隊に車が並んでいる。
なんでも、風が強いというので、周辺の釣り場から釣り師が、風裏にあたる館山港に集結したとのこと。
1m間隔で家族連れが連なっていて、間に入り込む余地もなさそう。
だが何が連れているのかを見ておこうということで、散策するに・・・おお~っ、連凧のごとき竿が次々に持ち上がる。 遠くの方で、頭のとがった蛇が空を飛んでる。 ほお~、結構連れてるなという印象。 猫も多数出撃している。 トンビが何やら拾って舞い上がる。 エイも釣れてる・・・ヒラメはだめみたい・・・
これなら6歳の孫でもなにがしかの魚を釣らせることはできるだろう・・・と・・・思った。
翌日曜日、今日は道が混むから早帰りの予定。 じゃによって5時に孫3人を起こし6時に砂揚場に突撃~・・・8時までの予定で・・・
ありゃりゃ~、なんじゃ~こりゃ~! すでに昨日と同じ状態だ・・・今日も風があるのだろうか・・・
場所を探すも、入り込む隙間が見つからない・・・むむむ~、もう砂揚場混み過ぎっ!
港の事務所前に誰も入らない一画があった。 太い木で通せんぼがしてある。
そばにいた人に、ここに入って釣ってもえ~だろ~か・・・と尋ねると・・・なにやらムニャムニャ言って要を得ない。 そうこうしているうちに、私帰りますからここに入ってください、と言ってくださる方がいて、ほっとした。 私はイカを狙ってたんですが、全然だめなので帰ります、とのことだった。
お礼を言ってそこに入ることに・・・
孫2人分のトリック仕掛けを下してしばらくすると、次女がイワシか、サバの子かを2匹釣り上げた。 一番下の孫は、釣り方がわからないのか一向に釣れない。
そして漁船が返ってきた。 沖のイワシの生簀で作業をして帰ってきたのだった。
どけどけっと言わんばかりの勢いで接岸した。
仕方なしに香(こうやつ)漁港に移動・・・引き潮で海底が見える・・・つれそうもなさそう・・・それでも、ここにも釣り人が多数・・・
でも、とにかく8時までやって帰路に着こう・・・
岸壁を覗いていると、なにやら小魚の魚影がちらほら・・・カニも見える。 そこにエサを落として遊んでいると・・・長女が釣った・・・ナマズのような細長いにゅるにゅるした魚を・・・25㎝くらいで黒い・・・
ギンポだ・・・から揚げにすると旨いそうだが、気持ち悪がって海にかえしてしまった。 一番下の孫は、また釣れず仕舞だった・・・かわいそうに・・・
別荘に帰り、掃除をし、その間ワシはサツマイモ畑にマルチをかけ、みんなで紅はるかの苗を25本植えた。
そして帰路に・・・もう砂揚場は混み過ぎてだめだな・・・週末は・・・どこか他に良い釣り場を探さなくっちゃ・・・