なすがままに

あくせく生きるのはもう沢山、何があってもゆっくり時の流れに身をまかせ、なすがままに生きよう。

睡眠4時間

2007-02-22 18:39:48 | 昭和
断酒を開始して一週間経過した。その間2度ほど飲んだ、飲んだと言ってもウイスキーをおちょこで2杯と焼酎を合計で一合位である。以前の飲酒量から比べると天地の開きがある。ところが飲酒をしなくなったお陰で睡眠不足で悩まされるようになった。酒なしでは眠れない体質になっていたのである。思えば30年以上晩酌は年中無休で続いてきた。ネットでアルコール依存症を検索してテスト項目にチェックを入れると「アルコール依存症です」と答えが返ってきた。一晩に飲む量がたとえ一合から2合であろうとも、毎晩飲酒だとアルコール依存症なのである。
 その睡眠不足なのだが以前は晩酌が終わってすぐに眠りに就くことができた、毎晩11時から12時前には直ぐに眠る事が出来た。しかし、酒を断ってから寝る時間が午前2時を過ぎるようになった、昨夜などは3時半だった。布団にじっとしているとますます目が冴えてくるので起き上がって本を読んだり、水を飲んだり、眠気が襲ってくるまでじっと待つことにしている、その入眠時間が大体午前2時から3時半なのである。起床時刻は8時だから睡眠時間は4時間位である。目が覚めても熟睡感はない、断酒前のさわやかな目覚めはこの一週間全くない。しかし、30数年続けて来た飲酒習慣がたった一週間で改善出来るわけなどない。やはり、3ヶ月いや半年単位の期間がかかるに違いない。断酒生活による睡眠障害を克服した時が断酒成功だと言える。ここで酒を己の意思で自由にコントロールできなければ、肝機能やそれに関連した臓器の数値は良くならない事が分かっている。今までの断酒の動機とは全然違う。さて、今夜は焼肉屋で飲み会がある。「飲もうか、飲まないか」迷っていると皆が言った「寝る前やないけいいやん、寝る間の晩酌が一番身体に悪いとよ」の言葉に勇気付けられた。よし、今夜は酎ハイを2杯だけ飲もうかな。