ジュリア・ロバーツが魅力的だったなー。彼女の印象といったら『プリティ・ウーマン』の下品な役が焼きついているのか。闘う女性の『エリン・ブロコビッチ』もむしろ汚れ役だと思う。確か『オーシャンズ12』は何だかわからい映画じゃなかったかな・・・。彼女を映画館で観たのは今回が初めてだ。
イタリアの街や下宿先に習慣に食文化の題材が出てきたが、まるでイタリア観光しているみたいだった。おんぼろアパートの下見で下宿屋のおばさんが、バスタブにやかんでお湯を沸かして湯をためる。「これじゃーバスにならない」とジュリア・ロバーツが言うと「何回かやればいいい、汚れた部分は洗えるよ」ってもんだ。そうそうイタリアのローマの休日にも出てきたような小さな車のエンジン音が気になった。ツーサイクルなんだろうか?いや、もっと上等のフィアット車もあんな音したっけ!彼女、インドの顔に絵を描いた象が寄ってくるような屋外でノートパソコンでEメールを打っていたがSONYという文字が見えた。よくみるとVAIOだ!小父さんといっしょのPCで喜んだが、映画そのものが、ソニーピクチャーの配給じゃないか(笑)。
題材的には小父さんにぴったしの流れ、今日は出向いて得をした。揺れ動く人間の心理描写とインド、バリ島の映像や人の表情もよかった。決して女の子だけのものではなく、大人の映画だと思う。
【ストーリー】
ニューヨークでジャーナリストとして活躍するエリザベス(ジュリア・ロバーツ)は、離婚と失恋を経た後、すべてを捨てて自らを探す旅に出る。イタリアでは食の快楽を追求し、インドのアシュラムでは精神力を高めるべくヨガと瞑想(めいそう)に励む。そして、最後に訪れたインドネシアのバリ島では、彼女の人生を大きく変える出会いが待っていた。
世界中の女性から絶大な支持を受けるエリザベス・ギルバートの自伝的ベストセラー小説を、ジュリア・ロバーツを主演に迎えて映画化した人間ドラマ。ジャーナリストとして活躍するヒロインが離婚と失恋を経て、自らを立て直すために出た旅の日々を描く。ヒロインの人生を変える男性に『ノーカントリー』のハビエル・バルデムがふんするほか、『スパイダーマン』シリーズのジェームズ・フランコらが共演。イタリアやインド、バリ島でロケを行った美しい風景も見どころだ。
【上映時間】 140分
【配給】 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
【監督】 ライアン・マーフィー
【原作】 エリザベス・ギルバート
【撮影】 ロバート・リチャードソン
【出演】 ジュリア・ロバーツ、ハビエル・バルデム、リチャード・ジェンキンス、ジェームズ・フランコ、ビリー・クラダップ
(warnermycal.com)
映画『食べて、祈って、恋をして』新予告編
先を越されてしまった!
この映画は以前映画館で予告を見た時から気になっていました。
小父さんの感想を読んで益々興味深々です。
「プリティ・ウーマン」「エリン・ブロンコビッチ」も良かったですが
ジュリア・ロバーツ主演作といえば私はコレが一番です。
http://movie.goo.ne.jp/movies/p31517/
「ノッティングヒルの恋人」
ラストの記者会見のシーンを見て“現代のローマの休日だわ”と思いました。
そうそう!ローマの休日の現代版~♪
ぱっと周りが華やぐような笑顔が魅力ですね。
予告編をみて「プロヴァンスの贈り物」の女性版かな?
と思ったのだけれど 小父さんもお勧めとあらば
是非観なくてはなりませんね。
『食べて、祈って、恋をして』にはPRAYも入っているし、ちょっぴり哲学的だと思います。映画で訪れた三つの国の模様が面白いですね。観光映画ではむろんないです。
今、考えると、つまるところジュリア・ロバーツの演技力なんでしょうかね。
「プロヴァンスの贈り物」のがまたわかりませんが、検索してA Good Year "La Vie en Rose"というのを観たら マリオン・コティヤールのラブシーンばかり、これは違いますかね?
『食べて、祈って、恋をして』は、私にはラブストーリーは付け足しにしか見えませんでした(笑)
映画では さほど いいと思ったことはなかったですが
トークショーなどで見て 好きになりました
小父さんはよく映画を見てますね
この映画での役柄からか、なんとなくそのように感じられました。
>映画では さほど いいと思ったことはなかったですが
これは、ひょっとして「プリティ・ウーマン」「エリン・ブロンコビッチ」なんでしょうか!?(笑)
古いアメリカの映画も好きですけど、最新のものを感じとっておきたいとも思っています。
ストーリーはともかく(笑)
各国の風景の美しさにはうっとりしました。
一年間、あんな風に気ままに旅が出来たらいいのになぁ。
最初に出てきたイタリアは、旅行してなんだかホームステイみたいだし、すーっと映画に溶け込んでしまいましたね。