

長い長い244分のエリザベス・テイラー(79歳没)主演の『クレオパトラ』を根性で観終わった(笑)。以前にラストシーンを観た記憶はあるが、あとは、すべては観ていないんだろう。このアウトラインも知らずに映画館で豪華絢爛なスペクタクルを観たならばありとあらゆる感動があったかも知れないが、ちょっと冷ややかな印象もあった。
それとエリザベス・テイラーの特別の魅力や演技力も全体には感じなかったと言ったら関係者に叱られるかな。でもラストシーンは良かった。なにせ彼女と100万ドルという破格の報酬で契約したというんだから。製作費は4400万ドル(現貨換算で3億ドル以上)という空前の巨額にまで膨れ上がり、製作会社の20世紀フォックスの経営を危機的状況にまで陥れたらしい。ここを先にwikiで読んでいたら面白みも増したかも知れないね。なんとジュリアス・シーザー役は、ここにも『マイ・フェア・レディ』のヒギンズ教授・レックス・ハリソン(82歳没)が出てきた。
共演のテイラーとマルクス・アントニウス役リチャード・バートン(58歳没)の不倫も取りざたされ大スキャンダルとなったんだってね。クレオパトラさんも男を惚れさせるのは上手だが、なんとエリザベス・テイラーの旦那を今数えると7人だって。そんな先入観が映画を真面目に見させなかったのかな?(笑)

映画のストーリー
紀元前48年、エジプト王国は内乱につぐ内乱を重ね、新興ローマの覇勢に滅亡寸前のありさまだった。幼いプトレマイオス14世をを立てる一派は、王の姉にあたる18歳のクレオパトラ(エリザベス・テイラー)を王宮から追放する。そのころ、アレキサンドリアに遠征していたローマの将シーザー(レックス・ハリソン)は砂漠のスフィンクスで初めてクレオパトラに会い。その虜になってしまった。シーザーはクレオパトラを伴い、アレキサンドリアに侵入、激しい戦闘を重ねて勝利を収め、クレオパトラは、エジプトの王に即位した。やがてローマに凱旋したシーザーは、独裁者としての勇威を高めていった。クレオパトラはそのシーザーを追ってローマへ渡った。しかし、2人の喜びも束の間、シーザーはブルータス(ケネス・ヘイグ)達暗殺団の手にかかり、その短い生涯を閉じた。クレオパトラは不穏なローマを逃れてエジプトに帰った。そして、3年の月日が流れた。ローマの権力者となったアントニー(リチャード・バートン)は財政の窮乏を救うため、エジプトに活路を求めた。アントニーを迎えたクレオパトラだったが、たちまち2人に恋の焔が燃え上がる。~Movie Walkerから

深夜放送の吹き替え版でしたけど。
2回くらい観たと思いますが、殆ど覚えてないです(笑)。
うーーん
彼女の映画って観た事あったかなーー
エリザベステイラー と言うと
美人、多い結婚歴、アル中、エイズ支援、、、こんな事が浮かばれます
1963年というと私は16歳、ビートルズに出会った年ですね(笑)
>深夜放送の吹き替え版でしたけど。
へーっ、私の現役時代は、家を6時25分くらいに出なければいけなかったので、ビデオも持っていなかったし映画をすべて観ることはなかった気がします。
吹き替え版だとCMも入りもっと長かったんでは!(笑)
この字幕映画では「シーザー」と呼んでも「カエサル」と表記されていましたね(笑)。「ユリウス・カエサル」 (Julius Caesar) の英語読みがジュリアス・シーザーらしいです。古典ラテン語ではGaius Iulius Caesarだそうです。
なるほどですね。
私も深くは知りませんが、クレオパトラでもそんな印象は持ちました。『去年の夏 突然に』もYouTubeは観てみましたが、『ジャイアンツ』を初めてテレビで観た時は「うわっ、エリザベス・テイラーだ!」と思いましたね(笑)。wikiにはやはり、キャサリン・ヘプバーンよりエリザベス・テイラーの名が前にありますね。
この『クレオパトラ』からはテレビで観た『ローマの休日』を初めて観たオードリー・ヘプバーンみたいな感動はありませんでした。
wikiによるとクレオパトラ役の選定に際し、国内の映画館主にエリザベス・テイラーかオードリー・ヘプバーンのどちらがふさわしいか、という調査が行なわれた。結果はテイラーの圧勝だったと出ていますね(笑)
そうですね、私はこの映画のシーザーにアントニウスそれに私的な意味で(笑)、リチャード・バートンをも魅了したエリザベス・テイラーが見たかったんでしょうね(爆)
>こういういかにもハリウッドらしい史劇超大作はもう今では作れなくなりましたね。
そうそう、『華麗なる激情』ではその大スペクタクルに感嘆したものですが、なぜかこの映画ではそれが有りませんでした。
有名すぎるストーリーと、断片的な過去の情報を持っていたからかも知れませんね。
上のFUSAさんへの返信で分かったのですが、結局私は、
大女優たるエリザベス・テイラーとは何かを求めていたんだと思います(笑)。
>美人、多い結婚歴、アル中、エイズ支援、、、こんな事が浮かばれます
いやいや、プライベートで男優が次々に結婚したくなる魅力に、製作にあたっては、100万ドルという破格の報酬を積んだとか、私は子供の頃から大女優と思い込んでいましたね。
小父さんの記事を拝見させていただき、
今一度見たくなりました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
私は少々期待はずれでした。
その大きな原因が今分かりましたね。
観劇 「カエサル-『ローマ人の物語」より-』」
↓
https://blog.goo.ne.jp/goo221947/e/e0bd62851d69d7a856c161226f2968a2
本 / 『想いの軌跡』 1975-2012 塩野七生 著
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https://blog.goo.ne.jp/goo221947/e/2a62c3f426e478142560695994084785
演劇 / 「カエサル-『ローマ人の物語』より-」 / 原作 塩野七生
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https://blog.goo.ne.jp/goo221947/e/9a2050cd6eabca68e6165fb1f6152b8e
このせいですね!
この舞台がすばらしいんです。
それに引き換え、この映画はお金ばかりかけて長すぎるんです。
wikiによると当初は前後編2本立て6時間の構想だったとか!
今、ちらりと目にしましたが二十数万人のエキストラを使ったらしいです。
間延びですね。
それに比べるとここでの松本幸四郎さんとその仲間は大したものです。
映画は鑑賞の仕方を変える必要がありそうです(笑)