私は、婆さんっ子だったので、よく甘えた。その婆さんが学生時代亡くなったが、自分が冷静な目を持つようになってからは、婆さんの母親に対する不合理性ばかりが、目につくようになった。
反対に、母親には甘えた記憶がない。成長してからは、気持ちだけでも、母親の力になろうという意思が自然に芽生えた。阪神大震災の起こった二日後くらいに、母は逝ったが、弱っていたので私も淡々と受け止めたように思う。
テレビ朝日で、日曜日の夕にやる「グレートマザー物語」は好きな番組のひとつだ。先日は俳優・地井武男(64)の母親物語だったが、また不覚にも涙をこぼしてしまった。自分がマザコンなのかとも考えてみるが、やはり母親の存在って偉大なんだろう。
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