横濱kabitanの、あれこれ話

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近代日本趣味は、フランスから

2012年05月11日 03時00分03秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

 昨日のFMヨコハマ17時からの2時間枠番組担当のDJが、≪日本着物の型紙が欧州に入り現在の洋裁の元になった≫と、話していました。
 話は、明治、時の日本政府がパリ中心に万国博で工芸品・文化を紹介し、横浜からも扇や着物・江戸工芸品・浮世絵が欧州に渡り、そこから【ジャポニズム(日本趣味)】というフランス語が生まれる程、過熱したというモノです。
 上記のDJは話のシメに、「こうした事を見聞きすると【日本文化海外流通史】に想いをはせる」と、言っていました。そう考えると、≪日本と海外の文化交流において、どう影響しあった今に至ったか≫と想いに至ります。
 海外では≪子供向けで雑でもいい≫と考えられていたマンガアニメゲームが、≪目新しく面白い≫日本製が入ってくる事で客の取り合い-競争が発生し質を向上する好結果を生み出しています。逆に、日本も難点が多く掴みにくい海外市場できたえられ、日本の良さに気付かされる事になります。
 現在の【ジャポニズム≠クールジャパン】を考える点で、今月8日に書いた海外のマンガファンの話(http://blog.goo.ne.jp/goo20030407/e/41cae0f8dca380cf777b1ad89737610a)のように各国のマンガアニメゲームといった一般の人達の認識や批判を調べるべきでは?それが分かれば、もっと日本を知ってもらえるやり方が見つかるかもしれません。



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