:原稿立てていないので、筆足らずでしたらすいません:
カテゴリーが【日本アニメによる、異文化比較論】なので、《あっ、久しぶりに海外話が読める》と期待なされる方にはすいません!!ここ最近、溜まっている資料をノートに書き写し活動で全くエンタメ情報収集していないままなのでまとまった内容がありません、すいません。
今回の「ジャングル黒べえ」は、1973年東京ムービー制作TVアニメシリーズで藤子F先生は原作者とされていますがアニメ先行で黒べえの性格・身分と東京にやってきたきっかけだけ設定し、漫画はテレビ放送に合わせて執筆。ところが、その頃から日本国内での【差別的表現問題】が大きくと持ち上がっていて「オバQ」の1エピソードにそうした指摘がなされ、そのあおりで「黒べえ」もよくないのではと関係者内で考えられお蔵入りに・・・。
ところが、偶然にも藤子F全集第1期目に久々に全作復刻されYou Tubeにも現在も映像ソフト化されていない放映当時の画像も見られるようになりすっかり解禁になった様子。それに上記の扱いに多くの人は疑問に思い、【実際手にとって読むと内容は素晴らしくいいものではない】と賞賛されすっかりみんなの友達になった様子。
決定的事件は、↑の写真にあるように去年開館した川崎の藤子・F・不二雄ミュージアムの中庭に彼らの像が立てられ、事実上公認の藤子Fキャラの一つになりました。
上記の話は、かなり私の視点で書いていますが実際ミュージアム中庭の像が立てられるまではこのブログのコメント欄で度々ゲストさんと話題にしていたモノでしたので、多少そうした問題と戦っていた感がある「黒べえ」・・・。
今後も、エンタメでの表現についても考えていきたいと思います。
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【原作通りで無いけれど、藤子Fチックでいい】と、私が思う作品はテレ東放送の「モジャ公」現代風にカッコ良くキャラデザインし直された「21エモン」の、2本です。
個人的に、「黒べえ」アニメは再放送&リメイク希望。
実は、オバQとつながりがあると私は感じます。というのは、オバQ第1期ブーム時にアフリカ旅行という豪快な景品をつけていたガムにイベントでF先生もA先生と共にアフリカに行った事がありそうです。
でも、アニメ先行でF先生が後で制作参加したので余り関係ないですがね(キャラは既に決められていたので)。
黒人描写については、日本人の方が愛情たっぷりに描いていて欧米の方がかなり疑問・・・
実際、あの手塚治虫大先生も「ジャングル大帝」第2部でレオの息子が偶然人間の世界に行く話が描かれていましたので、普通にありだと思いますし立派な族長に成長した黒べえも見たかったので。
でも、ここ最近日本マンガアニメの黒人描写も理解されてきていますし人気高いキャラクターも多く居ます。
やはり問題なのは、西洋諸国の黒人軽視に問題がこじれている感がありそれに巻き込まれているように見えます。
「ジャングル大帝」は手塚大先生の作品ということで、石ノ森先生の「サイボーグ009」のように認知されているので放送されやすいのですが同じく認知されF全集や川崎のミュージアムでも解禁されていますが、どうもアニメ放送に関しては元々アニメ先行型作品だったせいか再放送がなかなかされないのかもしれませんね。
でも、昨今のデジタル放送化に伴っての無料視聴チャンネル増加に子供向けアニメ作品の新作が追いつかなったのか1970年代アニメ再放送が再発したのでは?こういうときこそ、皆でいい作品をネットなどであげて再放送の機運を盛り上げていきたいですね。