横濱kabitanの、あれこれ話

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内容が素晴らしい、NHKラジオ「高校生講座・英語Ⅱ」!でも、ちょっと・・

2012年04月26日 05時55分29秒 | 日本アニメによる、異文化比較論

:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません(一部メモ使用)

 今回は、授業内容がかなり細かく多いので一旦番組サイトに行きスケジュール表を保存しそれを見ながら記事に取り上げたいテーマを絞ってメモにまとめたのを軸に、話を展開したいと思います。

 番組は夜間学校の人も含めて幅広い方々に聞かれ、それに沿ってテーマになっている話題も興味深いものばかり-
(内容に関しては割愛して表記しています)
■『世界はひとつ-世界人口/人間の共通点・相違点-そういた人々が住む世界の素晴らしさ/多様な文化を持つ人々が暮らす世界から学ぶこと』
■『現代の妖怪-昔からの妖怪の説明/それを敬意(おそれ)を持つ昔の人々/妖怪がいなくなった後に現れたもの/妖怪の身で今の世界を忠告』
■『モザリザのほほえみ-だれが描いたか/モザリザがみつめているもの・ほほえみの解釈の仕方やそれに魅力される理由』
■『モッタイナイ-マータイさんについて』
■『21世紀に残る名言-マザーテレサ/エジソン/ガンジー/ピカソの有名で心を打つ名言』
■『空中都市「マチュピチュ」-発見時と建設された意味』
■『若き(女性日本)活弁士、夢を語る-麻生さん自身の話/西東の文化が融合する「活弁」』
■『メディア・リテラシー(情報解読能力)-メディアについて/インターネット利用と情報についての注意/情報を読み解く力』
■『故郷を遠く離れて-歌「リリー・マルレーン」と兵士達/歌が示すもの/戦争の中で音楽が果たしたもの』
、標準的英会話や小話を交えて行われています。
 国際化・「もったいない」という日本語を広げたマーサイさんなど環境問題・モザリザとリリー・マルレーンを話題にした文芸モノ・情報解読能力について、と時代にあったり
ものから歴史や偉人の名言といった誰でも知的興味が持て勉強にもなるNHKらしい組立てになっています。

 ですが・・・現在進行形的には、若干古めかしさが感じられます。特に、去年の3・11東北大震災以降世界的に状況が大きく変わりました。海外も、今までの日本の印象といえば東京・京都・広島・沖縄と伝統的世界観かマンガアニメゲームといった若者文化ばかりだったのが地方に目線が移ってきています。それに加えて、日本内でも地方ならではの海外観光者誘致に積極的に行い、小学生から大学生までの若い人達もボランティアなどで自分で出来る範囲で東北支援を中心に活動しています。その中『高校講座・英語Ⅱ』のプログラムも東北大震災に合わせて、【各国でのボランティア活動】【海外からの援助】【被災者への国内外のアーティストによる音楽の贈り物】【震災時での全国的に起こった騒動】を取り上げては?
 後、来日したり海外で知り合った海外の人がやはり聞きたがる日本の伝統芸能といったものも答えられない人がかなりいるので【歌舞伎・茶道・華道・俳句&川柳】といった、代表的なモノを押さえて欲しいです。それに、日本近代化に大いに活躍した横浜に関してもやはり押さえ所ではないでしょうか?近代以降の西洋化と、その影響で消えそうになった日本伝統芸術を守ったお雇い外国人・米国人教師とその生徒・岡倉天心の二人は外せないと思います。
 教育の現場でよく言われる、『近代から第二次世界大戦終戦後の日本が学校で学びにくい』というのも出来ればNHK高校講座でドンドンやってほしいです。実は私も、高校生の時選択授業で【近代・現代史】とってやっと勉強できたという事もあります。今でも、中学・高校用教育番組で知らなかった事を知るばかりです。

 



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