ただ撮り続ける/叶悠眞

「誰でも知っている季節・土地」をただ撮り続けたい。

古寺情景(福島)10

2010-01-03 07:54:32 | 福島県/紅葉/桜景色
『凍空の下』
撮影日時 2010/01/01 0:07:13

外気温は-4度。
凍結した長い階段と戦いながらの参拝だ。

檀家役員さん達も午前2時過ぎまで行事管理にあたる。
今宵は、本殿に泊り込みだ。
私も大型ストーブの前で雑魚寝。

古寺情景(福島)9

2010-01-02 17:19:33 | 福島県/紅葉/桜景色
『羅漢さまに吹雪く』
撮影日時 2009/12/31 12:36:01

小野IC(磐越自動車道)降りたら吹雪だった。
今回は、雪景色撮影テーマではない。
大晦日「除夜の鐘」情景だ。
佐渡の古寺では、降雪を3日待った。
今回は、天からのご褒美としか思えない。
忙しくなりそうだ。
現在の外気温は、-2度だ。
一路、東堂山満福寺へ急いだ。

紅葉を求めて(福島県いわき市田人町)18

2009-11-27 01:58:20 | 福島県/紅葉/桜景色
「野良仕事」

無農薬野菜の手入れ作業中の御婆さんと会った。
少しお話を聞いた。
今年の紅葉は鮮やかでないと云う。
畑の脇に甘柿の木が沢山、実を付けていた。
「ゴマが入っている柿を千切るんだよ」
私は、百姓のせがれの身である。
一口かじった・・・。
「渋かった!」
ニヤニヤと笑っていた。
「野菜をもっていけ」と
大きな大根2本と大きな白菜を頂いた。

※4×5inch現像したポジフィルムからスキャして取り込んだ画像です。
加工なし。





紅葉を求めて(福島県いわき市田人町)17

2009-11-26 01:01:02 | 福島県/紅葉/桜景色
『渋柿』
25日夕方、本撮影地での4×5inchポジの現像が出来上がった。
デジタルでは表現できない細かな描写だ。
ルーペで画像の隅々までチェックしていると柿にへばり付いた蟻までが描写されていた。
そんな訳で最近、デジタル画像撮影が極端に減っている。
大判カメラと出会い写真の真髄を覗いてしまった様だ。

全倍サイズでプリント、額縁業者委託で一画像60.000円となる。
30枚掲示で180万の経費。
写真展は、何だかんだで280万の経費となる。
写真は、高い代物です。

日本を代表する写真家の集まる忘年会に本日も誘われた。
道楽モンと職業写真家では、話もあうまい。
まして酒が飲めない闘病中の身では、話も弾みもしない。

世の職業カメラ氏は、デジタルへ移行している。
足立の道楽男は、時代に逆行して4×5inchポジフィルムにこだわる。