ほんとうのことを本事に

真相は深層に、隠れているように見えて、そばにある

原理的追求

2008-03-02 19:11:41 | Weblog

質量不変の法則と入浴つまり体をきれいにする事との関係や、清掃つまり家の中をきれいにしたり、庭や道路をきれいにする事、その他、これと関係する事として、社会をきれいにする事などを関係づけて考える事は有意義だと思われる。
身体についている汚れは、中からと外からの質量の転換に過ぎないものであるから、それを汚れとして身体から洗い落としたところで、身体という特殊相対場から少し大きな特殊相対場に移行したにすぎないということである。その他の事についても、基本的には変わらないだろう。
また、今盛んに言われている「温暖化現象」についてこれと同じように考えるとどうなるか。
炭酸ガスの排出規制のみが言われているようだが、はたしてその観点でよいのかという問題がある。
炭酸ガスの排出規制というのは、空気中の炭酸ガスとしての含まれる量的な問題であるならば、逆に空気中に含まれる炭酸ガスをガス体から液体へ或は固体へ変換していくシステムを作ればいいのではないのかという事である。
しかし、これも変換しすぎると植物などの炭酸同化作用に支障を来さないように配慮しなければならない問題も出てくる。
こう考えると、炭酸ガスの空気中のガス体から、液体や固体への転換という原理的な発想は面白いのではないだろうか。
というのは、深海については「宇宙」についで「謎」が多いといわれているが、「深層水」であれ「メタンハイドレード」であれ、安易に採取するべきではないと思っている。
「深海」は、「地球環境のコントロールシステムであり、安全装置である」とおもうのである。
「深海」という、「圧力容器」はいわば「パンドラの箱」である。そう観じている。
「深層水」は「海の環境の安全装置」であり、「メタンハイドレート」は「空の環境の安全装置」なのではないのか、と思うのである。
「地球は一つの生き物」なのである。ひとつの「特殊相対場」なのである。
「人間の体に例えれば、〈胆嚢〉であり、〈すい臓〉である」
鉱物資源の利用という問題も、やはりこれと同じ問題を引き起こしているのであろうと思う。
従って、この「地球という特殊相対場の環境」を長続きさせたいならば、その「原理」「仕組み」を十分に把握して、おかなければならない。
「深層水」が生成されるメカニズムをまだ極めていないはずである。私の洞察では、海の腐敗物などがマリンスノウになっていく過程があり、そのマリンスノウが海底に蓄積されて巨大な圧力の下で「深層水」という無機系ダイアモンドになっているのであろうと思っている。
また、他方で「メタンハイドレード」が生成されるメカニズムもまた極めていないのではないだろうか。私の洞察では、海の腐敗物は、空気中に炭酸ガスを放出しないで包み込んでマリンスノーになっていくのではないかと思われる。従って、マリンスノーが海底に蓄積されて一部が「深層水」になり、「深層水」に包まれながら、より深い、より大きな巨大圧力の下で「メタンハイドレート」という有機系ダイアモンドが生成されるのではないだろうか。
メタンハイドレートは、自然のドライアイスなのである。
人間が、それを採取して燃料として利用しようとすると、「炭酸ガス放出」と「炭酸ガス吸収」のバランスを崩してしまうのは明らかである。
「地球の炭酸同化作用」の結果が「深層水」と「メタンハイドレート」なのではないか。