ほんとうのことを本事に

真相は深層に、隠れているように見えて、そばにある

今こそ、「全面的核廃絶」を国連に提案する時だ!

2006-10-11 23:44:50 | Weblog
北朝鮮の核実験、2回目かの報道は、アメリカからの「2回目の核実験が行われるであろう」という情報に振り回された、一日であった。
然し、一方「独自制裁を行う」という「日・米」の「暗号」が、戦争誘発の鍵になりそうだ。
アメリカは、「臨検」をおこない、それに「日本を引きずり込む」形で、戦争誘発のなかに日本を引きずり込むのは「独自制裁措置」というものの中にあるということである。
しかも、「核実験は失敗した」という評価が出始めた段階で、ロシアが一人、「北朝鮮の核実験は成功した、8番目の核保有国だ」といっているのは、一体どういうことなのか。
アメリカの放射能検査の結果は、検出しなかったと言っている。しかも、地震の規模から見て核爆発としては小さすぎるものであるとの観測もある。
また、一方ではアメリカの核実験の経験から、核実験を隠すために行われた事例を引き、大きな空洞の中では地震の規模は小さくなるから、それを行ったのではないかという見方も出ていた。
しかし、それはない。北朝鮮は、核実験を行ったということを声明しており、それを隠す必要も、隠す意思もあるはずがないではないか。むしろ、核実験が成功して、核保有国の仲間入りを認めさせたいのだ。
それを裏付けるように、ロシアの「北朝鮮は8番目の核保有国になった。」とすることで、日・米の「独自制裁措置」をけん制したのだ。
日・米、とりわけアメリカは、「核実験が失敗した」今の内に叩いておけ、という作戦に入ったのではないか。安部は、それを承知の上で、日・米「独自制裁措置」に踏み込み、「アメリカの挑発」に乗って、北朝鮮に銃撃させ、それを機に「戦争状態」を作ろうとしているのではないかと思われる。
麻生は、安部に反対しているという表情なのだ。もっと慎重であるべきだ、と。明らかに、今は、「独自制裁措置」の暗号「臨検で戦争誘発に踏み込め」という謀略に加担するのではなく、「核実験が失敗」している今、ロシアは謀略に乗る「嘘を言うのではなく」、同時に今こそ「全面的核廃絶・核実験禁止世界声明」を日本が国連に提案して、地球上の「核保有国」が全ての核を廃絶することを国連で決議するべきなのだ。