ザ・ショートタイム

時折々に見た事、感じた事を
書き留める・・・そんなひと時

”ひったか” ”おしぐらんご”

2012-06-27 00:05:00 | 四季の移ろい


23日 故郷の梅雨の合間 旧の節句に行われる風物詩
実家の掃除に帰るだけの年月  本当に何年ぶりになるかしら・・・
同級生数人との再会 友から故郷の変遷を詳しく 教えて貰う
江戸時代は天領で 漁業が盛んで賑わったが
現在は笠岡湾干拓の完成以降 漁はなくなり 町は衰退の一途



友の案内で あるお宅の ウダツを見る
立派な 細工です







市指定 重要無形民俗文化財(ネットから抜粋)

金浦地区に源平の時代から伝わる行事で もとは旧暦5月5日の行事でしたが
現在ではそれに近い土曜の夜に「ひったか」を 翌日曜の昼に「おしぐらんご」を挙行しています
「ひったか」は「火を高く(掲げる)」ことから由来するとおり
吉田川を挟んで向かい合う行者山と妙見山をそれぞれ源氏と平家に見立て
提灯で絵模様を描き その優劣を競うものです
絵模様はその年の世相を映したもので 毎年宵闇に浮かび上がるまでは秘密とされています







夜店が立ち並び 物凄い人並み







24日 市指定 重要無形民俗文化財(ネットから抜粋)

「おしぐらんご」は2艘の和船で競漕する行事です
櫓を漕ぐことを櫓を「押す」と言い 「ぐらんご」はこの地方で走り競争のことを
「かけりぐらんこ」と言うことから おしぐらんごとは「船漕ぎ競争」という意味になります
当日は金浦地区を東西に分け それぞれの組の和船に6人ずつ乗りこみ
源氏方(白)・平家方(赤)にわかれて 金浦湾の沖合いから陸の方をめざして先を争います
保存会による白熱したレースのほか 地元の小中学生が乗船しての熱戦が繰り広げられます


龍宮さまで祝詞をあげ お払いを済ませ 船にお神酒を奉げる






中学生のレース  少子化で子どもが少なく 
漕ぎ手が年々少なくなって いるそうです






保存会の方々のレース
昔は漁師が多くて 迫力満点の競漕でした








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