気取らずにワインとカメラを勉強しよう♪

★ワインとカメラのだらだらした備忘録

ワイン用のブドウ品種  その3

2011-07-04 05:25:09 | 日記
ワイン用のブドウ品種第三弾!疲れました。。。まだあるんだろうなぁ実際には。


ネッビオーロ(Nebbiolo)
   主にイタリアで栽培される葡萄品種であり、ピエモンテ州の最高級ワインである「バローロ」や「バルバレスコ」の原料となりまする。

ネロ・ダヴォラ (Nero D'Avola)
   イタリアで栽培される黒葡萄で、シチリア島を代表する黒葡萄品種である。非常に色が濃く力強いワインとなります。長らく安価なブレンドワインの原料としてイタリア各地やフランスなどで使用されていたが、近年この品種を中心とした良質なワインが生み出されるようになっています。

バルベーラ (Barbera)
   イタリアで栽培される黒葡萄で、北西のピエモンテ州を主産地とする。多産なために比較的安価なワインへの使用が多いが、近年再評価されつつある品種である。タンニンが少なく、酸味の強い赤ワインとなる。イタリアの他では、カリフォルニアでの栽培が知られる。

ピノタージュ (Pinotage)
   ピノ・ノワールとサンソーの交配から生み出された南アフリカの品種で、絵の具の様な香りを持った赤ワインを造る。名前はサンソーが昔エルミタージュと呼ばれたことに由来する。

ピノ・ノワール (Pinot Noir)
   フランスのブルゴーニュ地方を原産とする世界的な品種で、紫色を帯びた青色の果皮を持つ。冷涼な気候を好み、特に温暖な気候では色やフレーバーが安定しないので栽培は難しい。イタリアでは「ピノ・ネロ」(Pinot Nero)、ドイツでは「シュペートブルグンダー」(Spatburgunder)の名がある。遺伝子的に不安定で変異種が少なくない。この中には、緑みを帯びた黄色の果皮を持つピノ・ブラン(Pinot Blanc)や褐色のピノ・グリ(Pinot Gris)などがあり、時には同じ樹に異なった色の果実がなるともいわれている。フランス以外では最近ニュージーランドでの栽培が盛んで、日本でも北海道など寒冷地を中心に栽培される。ワインはライトボディで、弱めの渋味、繊細かつ複雑なアロマとフレーバーや強い酸味が特徴である。シャンパンのような高級スパークリングワインにも欠かせない品種です。

ピノ・ブラン(Pinot Blanc)
   ブルゴーニュ原産の白葡萄品種で、原産地を代表する黒葡萄ピノ・ノワールの変異種の一つである。主に白ワインに使われるが、ブルゴーニュの赤ワインにも配合される。穏やかな香りが特徴で、フランスではアルザス地方で多く生産される。この他、ドイツや北イタリアで栽培され、ドイツでは「ヴァイサーブルグンダー」(Weiserburgunder)、イタリアでは「ピノ・ビアンコ」(Pinot Bianco)の名があります。

プチ・ヴェルド(Petit Verdot)
   フランス・ボルドーの黒葡萄の品種の1つ。実の熟するのが他の品種より遅い。色が良く、酸味とタンニンに富む。ボルドーではブレンドに少量使われるが、オーストラリアではこの品種だけでワインが作られることがよくあります。

ブラック・クィーン(Black Queen)
   日本で栽培されている赤ワイン用品種であり、川上善兵衛がベーリー(Bailey)とゴールデン・クィーン(Golden Queen)の交配により作ったいわゆる「川上品種」の一つ。濃い紫色の、酸味の強いワインを産する。

マスカット・ベーリーA(Muscat Bailey A)
   日本で栽培されている醸造・生食兼用の品種であり、日本における赤ワイン生産において主要な地位を占める。アメリカ系であるベーリー(Bailey)と欧州系であるマスカット・ハンブルグ(Muscat Hamburg)の交配によって生まれた欧米雑種であり、川上善兵衛が日本の風土に適したワイン用品種を作るために品種改良を行った、いわゆる「川上品種」の一つ。鮮やかな赤色を呈し、比較的渋味の少ないみずみずしいワインを産する。

マルベック(Malbec)
   フランスのミディ=ピレネー地域圏ロット県カオール市周辺で栽培されている赤ぶどう。「コ(Cot)」とも呼ばれる。「カオールの黒」と呼ばれるほど濃色でタンニンの強い、ブルーベリーやヴァイオレットのような香りのするワインを生む。近年アルゼンチンでも多く栽培されている。収量は少なく、結実が悪いため安定しない。

ミュラー・トゥルガウ (Muller-Thurgau)
   19世紀末のスイスのトゥルガウ州で生まれ、ドイツのヘルマン・ミュラー博士によって育種、開発された品種で、収量は多いが酸味には比較的乏しい。リースリングとシルヴァーナー(Silvaner, Sylvaner) の交配から生まれたと伝えられるが、これを否定するDNA解析結果も報告されており、それによるとシルヴァーナーではなく、ドイツで「グーテーデル」(Gutedel)と呼ばれる「シャスラ」(Chasselas)種であった可能性が高いという。生誕の地よりもむしろより比較的新しい産地で結果を残している品種である。日本でも北海道や山形、山梨などで栽培される。

ムールヴェードル(Mourvedre)
   フランス南部の他スペインやオーストラリアで栽培される黒葡萄の品種である。スペインではモナストレル(Monastrell)、豪州ではマタロ(Mataro)と呼ばれる。暑く乾燥した土地で良く育ち、芽吹きが遅いうえ遅霜に強い。若いワインは渋みが強いので他の品種とブレンドされることが多い。豪州ではグルナッシュ、シラーズとブレンドされ、各品種の頭文字を取ってよくGSMと称される。ただし長期熟成が可能で、この品種のみから作られた高級ワインも存在する。

ムニエ (Meunier)
   シャンパーニュ(Champagne)に用いられる黒葡萄品種の一つで、ピノ・ノワールの変異種とされる。フランスでは「ピノ・ムニエ」(Pinot Meunier)とも呼ばれ、またドイツにおいては「シュヴァルツリースリング」(Schwarzriesling)の名がある。

ムロン・ド・ブルゴーニュ (Melon de Bourgogne)
   フランスのロワール川沿いの地域で栽培される白ワイン用の品種で、1709年の寒波でこの地域のブドウが全滅したことから、耐寒性が高いブルゴーニュ原産のこの品種が導入されたとされる。他の地域では殆ど栽培されず、イギリスの女性ワイン評論家のジャンシス・ロビンソンはこの品種について、「その主な特性は、殆ど特性が無いことであると言える」とも書いている。この品種から造られることで知られる「ミュスカデ」(Muscadet)と呼ばれるワインは、軽くて爽やかなのが身上であり、品種特性を補うべく「シュル・リ」と呼ばれる特別な手法が用いられることも多く、これに由来する微炭酸の残るものもある。その香りは「パンのイースト香」などに例えられる。この品種自体も「ミュスカデ」と呼ばれるが、アルザス地方の「ミュスカ」種とは別種である。

メルロー (Merlot)
   広く世界的に栽培される赤ワイン用の品種の一つで、とくにフランスのボルドーや、それを真似た「ボルドー・ブレンド」において非常に重要であり、カベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドされることが多い。カベルネ・ソーヴィニヨンよりも早くに熟すために、この品種の栽培はボルドーではカベルネ・ソーヴィニヨンに対する保険的な意味合いもまた強いが、ワイン商はこれを「カベルネ・ソーヴィニヨンに爽やかさを与えるため」と評する。また、ボルドーのサンテミリオン(Saint-Emilion)やポムロール(Pomerol)といった地区では、カベルネ・ソーヴィニヨンよりも多く配合され、とくにポムロール地区の「シャトー・ペトリュス」は、しばしばこの品種単独で造られる。日本でも長野県の塩尻市桔梗ヶ原地区などで栽培されている。土壌の塩分に弱い。

モスカート(Moscato)
   イタリア産マスカットで、主にピエモンテ州で作られている白ぶどうである。発泡ワインのアスティ・スプマンテとモスカート・ディ・ピエモンテはともに強いマスカット香と快い甘みを持ったワインで、DOCGワインに指定されている。

リースリング (Riesling) は、最も有名な白ワイン用の品種の一つで、ドイツやアルザスでは重要な品種である。この品種とは無縁の、より品質の劣ったリースリングと名の付く葡萄と区別するために、時に「ライン・リースリング」(Rhine Riesling)「ホワイト・リースリング」(White Riesling)とも呼ばれる。品種独特の強い果実香と酸味が特徴である。漿果は小粒で晩熟性が強い。一般に冷涼な気候に適すると考えられるが、興味深いことに、豪州ではそれほど涼しい地域とは言えないクレア・ヴァレー(Clare Valley)産のものが評価が高い。

ルビー・カベルネ (Ruby Cabernet)
   名前から想像されるように黒葡萄の1品種で、カリニャンとカベルネ・ソーヴィニヨンの交配種である。豪州では内陸寄りの暑い土地で専ら栽培される。ワインは色が濃いのでブレンドに用いられ、単一種の商品は見られない。

ヤマ・ソービニオンヤマ・ソービニオン
   1990年山梨大学が、日本では栽培が容易ではないヨーロッパ系のワイン専用品種に、日本の気候風土への適応と病害虫への耐性の付加を目的として、母系品種を日本の在来種であるヤマブドウVitis coignetiaeとし父系品種はカベルネ・ソービニオン(Cabernet Sauvignon)を交雑し実生選抜し作出した品種


で、本日の一本は。。。お気に入りのスパークリング(ピンクの方です)


サンテロのピノ・ロゼといいます。サンテロと言えば、有名なのでご存じの方も多いと思います。
これは、造り方がシャルマー方式といってシャンパーニュ方式のような手間はかかっていませんが、きりっとした辛口ワインです。好みです。

こちらは、コルクの上部がニコチャンマークでとても可愛いワインです。ワイン好き女性へのプレゼントにもいいかも。近所のスーパーで1280円


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