1991年公開の映画の紹介です
監督はエイドリアン・ライン。
夢か現実か、悪夢のような中をさまようスリラー映画です。
主演・出演はティム・ロビンス、エリザベス・ペーニャ。

1971年、戦争中のベトナム。
『教授』と呼ばれるジェイコブと仲間たちは密林の中でくつろいでいます。
突然急襲され、皆撃たれる中ジェイコブはおかしい様子の仲間2人を心配します。
しかしジェイコブも、お腹を刺されてしまうのです。
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次の瞬間、電車でジェイコブは目を覚まし、お腹をさすると何ともありませんでした。
ところが乗っている乗客は奇妙で、電車を降りても出口がわからずうろうろします。
たどり着いたアパートには同居のジェシーから小包を渡されます。
一人の息子から届いた写真で、ジェイコブは懐かしく見入ります。
しかし、亡くなった息子の一人・ゲイブを思い出し涙を流すとジェシーが怒りだしました。
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戦争で負傷したジェイコブは仲間に助け出されます。
「ひでぇ、腸がはみ出してる」
ジェイコブはヘリコプターに乗せられます。
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ジェイコブはその後誰かに付けられて恐怖を感じ始めます。
そして戦時中の仲間の一人から、やはり誰かに追われていると打ち明けられるのです。
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この映画は『旧約聖書のヤコブの梯子』がヒントになっているようです。
戦争シーンや自宅のシーン、息子とのシーンなど目まぐるしく変わります。
でも、本線は1本なんですね。
ジェイコブ役はティム・ロビンス。
「ショーシャンクの空に」(1995)の主演がとにもかくにも有名です。
「ミスティック・リバー」(2004)でアカデミー助演男優賞を受賞しています。
近年では「ロープ 戦場の生命線」(2018)の出演があります。
ゲイブ役はマコーレー・カルキン。 この映画は超娯楽作「ホーム・アローン」(1991)の前の作品です。



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