おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

PET CT

2007年11月17日 06時07分21秒 | 乳がん記録
朝9時の予約だった。PET CTを撮る病院はサロンのような雰囲気だった。
患者さんをくつろげるようにするためだろう。
だけどガンなんだ。くつろげるわけなんかないよ。
案内の人が来て 「これからご案内します。2階に行って検査着に着替えていただきます。その後検査についてご説明いたします。・・・・・」 と事務的にツラツラ話す。それから3階へ。検査の為の注射をする。
5階へ。50分間安静に過ごす。その後、PET CTを受ける。安静に過ごすための部屋にはリクライニングの椅子がありベットになる。小さな部屋は片方の壁が和紙になっており柔らかな光が下から照らされている。いくつかの部屋がある。BJMにオカリナの静かな音が流れている。まるで天国行きへの待合室みたいだ。隣りの部屋に「時間です。」 と次の段階への迎えだ。それが天国への案内人のように思えた。
≪行きたくない。いやだ。≫と言ってもこの案内人が時間です。と天国へ連れていくのか。ベットで横になっている時に涙がスーと出た。何だろう。意味のない涙。何度も流れた。意味はない。悲しいなんで感じはない。辛いとも思わない。何故か分らなかった。この件に対して涙が出たのは初めてのことだった。私にも案内人は来た。「時間です。」  PET CTの部屋に入る。時間は20分位と説明された。上を向いて横になり腕を頭の方へ上げた。 「じっとしてください。」 と言われると顔が痒くなったりする。それでも検査は無事に終了した。検査結果は病院へ送ってくれるとの事だった。
2007年11月15日の出来事だった。
≪手術まで後12日≫
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