12月15日(日)
おかあちゃん 私は…
ワン子が… 私は あほです。
何度 こんなことがあれば気を付けるんだろう
とうとう ワン子を事故に合わせてしまった。
私は 少し戸を開けていた。閉めたつもりでいた。
ワン子は出かけてしまった。
私は また捜しに行った。
とうとう 怖い事が起こってしまった。
捜しに出かけたら 踏切の前で 沢山の人に囲まれていた。
私が ワン子を呼ぶと いつもと違う。
午後6時頃 薄暗かったから 良く分からなかった。
「飼い主さんですか。踏切の中で怪我をしていた。」と言う。
間近で見た私は声を上げた。目の上が バックリ空いて血が流れている。
その血が 目に入っている。
お礼だけ言って私は ワン子を抱き上げ 獣医に急いだ。
近所の動物病院は 住まいも一緒になっている。
電気が付いていた。今日は日曜日だが 鍵の掛かった病院の戸を叩いて
お願いします。と何度も戸を叩いた。
手術が始まった。私も押さえた。
ワン子は痛がって動く。こんな事で手術は出来るのか。
全身麻酔の方がいいのではと聞いた。
目の上だけなので 麻酔が効いているからその必要はないと…
ワン子は 動いたが、縫い終わった。
しかし、目の下にも傷が。かすり傷だど言われた。
良く見て下さい。傷は深いです。鼻のところもパックリ。
「傷は深いな。これも縫わんとな。」と言う。
真剣に みんな見てくれているのかと思った。
ワン子は 鼻の部分を痛がり ジッとしていない。
全身麻酔をする事になった。初めからしてくれたらと思う。
血液検査 レントゲンも撮る事になった。
時間が掛かるから 電話すると言われ一時家に帰った。
一晩入院と言われたが ワン子は ゲージが嫌いだ。
前にペットショプに預けた時 出ようとして 頭で押しておでこを擦り剥いた。
またそうしたら せっかく塗った場所がダメになってしまう。
その事を言って迎えにくるからと言った。
1時間後くらいに 電話がかかり私は 毛布を持って迎えに行った。
「ごめんね。ヒロちゃんが悪かった。ワン子 ごめんね。」
私は 朦朧としているワン子に謝った。
毛布にワン子を巻いて抱き上げた。
外に出ると 肌に突き刺すような風と言うか空気だった。
家に戻ってワン子を寝かした。
ヨタヨタする足で 私を追う。悲しくなった。
「いいんだよ。寝んねしとき」ワン子は 自分の寝ている場所に行こうとした。
「いいよ。いいよ。ここで寝んねしような。ヒロちゃんと一緒に寝んねしような。」
と寝かしつけた。ゆっくりワン子は寝た。
しばらくして 少しだけ食べさせようと与えて見た。
ワン子は 食べた。沢山食べた。元気になる気がした。
12月16日
朝 時間を待って病院に連れて行く。
水も 自力で飲んだ。目が心配。
視力はあるんだろうか。昨夜は近くに指を持って行っても 瞬きしなかった。
でも 水の場所に自分で行った。目は大丈夫なんだろう。嬉しい。良かった。
12月17日
ワン子が 事故にあったという場所に行ったが ブレーキ痕などなかった。
ワン子は 真っ白だ。明るい場所なのに見えないわけがない。
正面からあたって 体には タイヤで擦れた跡が残っていた。
先生は バイクだろうと言われた。酷過ぎる。
12月18日
ワン子は 前にも増して甘えん坊になった。
私の膝に乗って チュチュする。
今までは お断りしていた。今日は ワン子のチュチュを受けた。
散歩に行く事を喜んでくれる。ビッコを引くが嬉しそうに速足で駆けて行く。
私に昇りつく足に力はない。私が 抱きあげる。
痛いのだろう。私は この子まで失ってしまうのだろうか。
「ごめんね。ごめんね。」とワン子に言う。
涙を ワン子は舐めてくれる。どうか 神様 この子の命を終わらせないで下さい。
この子は4歳になったばかりです。たった4年の命なんて。あんまりです。
私に責任があります。どうか寿命とされた8年は生かせてやって下さい。
何でもします。この子が歩けないなら 車に乗せて散歩します。
どんな風でもいいから 生かせてやって下さい。
あの日から ワン子の「ワン!」と言うのを聞いていない。心配だ。
私のアホで ワン子が… 本当にごめん。
これからは もっともっと注意するよ。
おかあちゃん 怒ってるな。大事にしてやるから。ごめんね。
おかあちゃん ありがとう。好き好き好き好き好き。愛しているよ。
これからも ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ。よろしくね。
おかあちゃん 私は…
ワン子が… 私は あほです。
何度 こんなことがあれば気を付けるんだろう
とうとう ワン子を事故に合わせてしまった。
私は 少し戸を開けていた。閉めたつもりでいた。
ワン子は出かけてしまった。
私は また捜しに行った。
とうとう 怖い事が起こってしまった。
捜しに出かけたら 踏切の前で 沢山の人に囲まれていた。
私が ワン子を呼ぶと いつもと違う。
午後6時頃 薄暗かったから 良く分からなかった。
「飼い主さんですか。踏切の中で怪我をしていた。」と言う。
間近で見た私は声を上げた。目の上が バックリ空いて血が流れている。
その血が 目に入っている。
お礼だけ言って私は ワン子を抱き上げ 獣医に急いだ。
近所の動物病院は 住まいも一緒になっている。
電気が付いていた。今日は日曜日だが 鍵の掛かった病院の戸を叩いて
お願いします。と何度も戸を叩いた。
手術が始まった。私も押さえた。
ワン子は痛がって動く。こんな事で手術は出来るのか。
全身麻酔の方がいいのではと聞いた。
目の上だけなので 麻酔が効いているからその必要はないと…
ワン子は 動いたが、縫い終わった。
しかし、目の下にも傷が。かすり傷だど言われた。
良く見て下さい。傷は深いです。鼻のところもパックリ。
「傷は深いな。これも縫わんとな。」と言う。
真剣に みんな見てくれているのかと思った。
ワン子は 鼻の部分を痛がり ジッとしていない。
全身麻酔をする事になった。初めからしてくれたらと思う。
血液検査 レントゲンも撮る事になった。
時間が掛かるから 電話すると言われ一時家に帰った。
一晩入院と言われたが ワン子は ゲージが嫌いだ。
前にペットショプに預けた時 出ようとして 頭で押しておでこを擦り剥いた。
またそうしたら せっかく塗った場所がダメになってしまう。
その事を言って迎えにくるからと言った。
1時間後くらいに 電話がかかり私は 毛布を持って迎えに行った。
「ごめんね。ヒロちゃんが悪かった。ワン子 ごめんね。」
私は 朦朧としているワン子に謝った。
毛布にワン子を巻いて抱き上げた。
外に出ると 肌に突き刺すような風と言うか空気だった。
家に戻ってワン子を寝かした。
ヨタヨタする足で 私を追う。悲しくなった。
「いいんだよ。寝んねしとき」ワン子は 自分の寝ている場所に行こうとした。
「いいよ。いいよ。ここで寝んねしような。ヒロちゃんと一緒に寝んねしような。」
と寝かしつけた。ゆっくりワン子は寝た。
しばらくして 少しだけ食べさせようと与えて見た。
ワン子は 食べた。沢山食べた。元気になる気がした。
痛々しいワン子 本当にごめんね。
12月16日
朝 時間を待って病院に連れて行く。
水も 自力で飲んだ。目が心配。
視力はあるんだろうか。昨夜は近くに指を持って行っても 瞬きしなかった。
でも 水の場所に自分で行った。目は大丈夫なんだろう。嬉しい。良かった。
12月17日
ワン子が 事故にあったという場所に行ったが ブレーキ痕などなかった。
ワン子は 真っ白だ。明るい場所なのに見えないわけがない。
正面からあたって 体には タイヤで擦れた跡が残っていた。
先生は バイクだろうと言われた。酷過ぎる。
12月18日
ワン子は 前にも増して甘えん坊になった。
私の膝に乗って チュチュする。
今までは お断りしていた。今日は ワン子のチュチュを受けた。
散歩に行く事を喜んでくれる。ビッコを引くが嬉しそうに速足で駆けて行く。
私に昇りつく足に力はない。私が 抱きあげる。
痛いのだろう。私は この子まで失ってしまうのだろうか。
「ごめんね。ごめんね。」とワン子に言う。
涙を ワン子は舐めてくれる。どうか 神様 この子の命を終わらせないで下さい。
この子は4歳になったばかりです。たった4年の命なんて。あんまりです。
私に責任があります。どうか寿命とされた8年は生かせてやって下さい。
何でもします。この子が歩けないなら 車に乗せて散歩します。
どんな風でもいいから 生かせてやって下さい。
あの日から ワン子の「ワン!」と言うのを聞いていない。心配だ。
私のアホで ワン子が… 本当にごめん。
これからは もっともっと注意するよ。
おかあちゃん 怒ってるな。大事にしてやるから。ごめんね。
おかあちゃん ありがとう。好き好き好き好き好き。愛しているよ。
これからも ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ。よろしくね。