おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

おかあちゃん 笑顔はいいな 

2012年05月28日 22時51分28秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃん、私ね。
今日は、お仕事に行ったよ。おばさんは休んでた。
理由は、聞かなかったけどね。
仕事は相変わらずきついけど気が楽だったよ。
なんだかんだ言われなくて済むからね。
でも考えてみれば、何だかんだ言われて出来るようになったんだね。

女の子がお母さんと予防注射に来ていた。6歳くらいかな。
とても元気で飛び回っていた。
しかし、注射になったら泣きだした。
お母さんが先にして、いざ女の子の番になった。いやだ。いやだ。とお母さんに抱かれても
泣いていたよ。あんな頃もあったね。
私は、おかあちゃんと先生に「ヒロちゃんは強いな」って言われて「うん」泣かなかった。
本当はすごく怖かったんだ。でも、おかあちゃんが「偉かったね。ヒロちゃんは強いな」ってギュってしてくれるのが
嬉しかった。「ヒロちゃん、泣かへん。強いんや」って自慢した。
おかあちゃんは、「強い。強い。」と言ってくれた。きっと得意満面の顔をしていただろうね。
親子を見ていて思いだしたよ。目頭が熱くなったよ。

私が小学校1年生位の頃、木を触って遊んでいたらとげが刺さった。
「痛い」泣いておかあちゃんの所へ行った。おかあちゃんはよしよしして、「取ったげよ」
そう言って、針を持ってきた。私はその針で何をされるんだろうと思って泣いた。
「いやだ。」と泣きながら逃げ回った。おかあちゃんは笑ってた。
私は、真剣だった。「何で笑うの。」今思えば可笑しいよね。
可愛いな。って思えば笑うよね。私も今日親子を見て笑ってたよ。
笑うと言うより、笑顔になるんだね。
結局、医者へ行った。何をしたかは覚えていない。

私のおかあちゃんは、世界一。自慢出来るよ。

おかあちゃん、ありがとう。大大大大大好き。愛しているよ。
これからもスーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ。よろしくね。
コメント
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