まぜごはん

ミーハーなマチルダが気まぐれに
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ペイン・アンド・グローリー 観ました

2020-06-20 17:54:22 | 映画 ヨーロッパ

ユナイテッドシネマで「ペイン・アンド・グローリー」を観ました。 公式HP

世界的な映画監督サルバドールは、脊椎の痛みから生きがいを見いだせなくなり、心身ともに疲れ果てていた。引退同然の生活を送る彼は、幼少時代と母親、その頃に移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局など、自身の過去を回想するように。そんな彼のもとに、32年前に手がけた作品の上映依頼が届く。思わぬ再会が、心を閉ざしていたサルバドールを過去へと翻らせていく。 eiga.comより

 

アルモドバル監督+アントニオ・バンデラスですもの、ものすごぉく楽しみにしていた映画です。

 

半分ご隠居生活みたいになっている、サルバドーレのかつての監督作品が上映されることになり、32年ぶりに主演男優アルベルトに会う。

ケンカ別れした相手ですが、久々の再会にわだかまりも消えて打ち解ける。(ついでにヘ ロイン吸引の手ほどきも受けてしまう)

薬でふらふらになっている間に、サルバドーレのPCの中に「中毒」の脚本をみつけたアルベルトは上演させてほしいと懇願する。

それは昔の恋人フェデリコとのプライベートな物語。

世に出すつもりはなかったサルバドーレですが、作者を明かさないことを条件に許可します。

 

ひとり芝居「中毒」上演後に観客のひとりが楽屋へアルベルトを訪ねる。

それはフェデリコで、自分とサルバドーレの物語りだと悟り、涙ぐんでいました。

連絡先を聞いてサルバドーレを訪ねてやって来ます。

 

かつての恋人と思い出を語り、過ごす穏やかな時間。

長い間胸につかえていたことがつぎつぎと溶けていく。

 

母のこと。
かつて暮らした村へ連れて行ってほしいという願いをかなえてあげられなかった。

 

ひょんなことから自分を描いた一枚の水彩画の存在を知る。

幼いころサルバドーレ一家が住んでいた洞窟の家の壁を修理してくれた青年エデュアルドが描いた絵。

50年を経てその絵が手元にやってきて、甘酸っぱい思い出も戻ってくる。

 

ヘ ロインを断ち、本格的に病気の治療をして、サルバドーレは新しい作品を作りを始めます。

半分引退状態だったサルバドーレ。でも過去と向き合うことで、また、前に進んでいく。

 

毒の多い登場人物とか激しい展開とかはなく静かに染みてくる映画でした。

出演者+監督勢ぞろい。

アントニオ・バンデラスは白髪も多くてちょっと枯れた感じのビジュアルですけど

せくすぃですね

 

 

 


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