イオンシネマ金沢で鑑賞

エドガー・ライト監督のドキュメンタリー映画。
「アネット」の原案+音楽のロンとラッセルのスパークス兄弟。
1960年代から50年以上続くバンドのドキュメンタリーです。
スパークス兄弟、彼らの影響を与えた+受けたミュージシャン、音楽プロデューサーや昔からの熱心なファンたちのインタビュー映像やコミカルなアニメーション、もちろんミュージックビデオやライブシーンなど盛りだくさんでした。
スパークスの名前は知っていたのですが曲をじっくりと聴いたことはなく
まずは「こういう曲だったんだ、すごくユニーク 」と思いますた。

この人たちずっとイギリスのバンドだと思っていたのですがカリフォルニア生まれのアメリカンだったとはびっくり。
アメリカで思うほどヒットしなくてイギリスへ渡り火がついた、と聞いて納得しました。
イギリスで最初のTop of the pops 出演のチャンスがきたとき就労ビザとかなんとかの関係で結局出られず、代わりに出演したルベッツ(シュガー・ベイビー・ラブ)がスターになった、という話が面白かったです。
インタビューでトッド・ラングレン、デュランデュラン、フリー、マイク・マイヤーズなど、映像でポール・マッカートニー、ザ・フー、ストーンズなどなどミュージシャンたちがスパークスを語っています。
メンバーチェンジと音楽性の変化等々あっても「兄弟」は変わることなく50年続いてきたスパークス。
「アネット」の前にも2度映画に関わるプロジェクトがあってでも残念ながら実現せず、「アネット」が3度目の正直だったのだそうです。
とても楽しいドキュメンタリー。

人をおちょくったようなヴィジュアルがなんともいえません 
