昨年秋の話しになりますが、イオンシネマ金沢フォーラスで鑑賞。
2018年フランス・ベルギー合作映画 監督:アレクシス・ミシャリク
エドモン・ロスタン :トマ・ソリベレ コンスタン・コクラン :オリビエ・グルメ
レオ・ヴォルニー :トム・レープ
19世紀末のパリを舞台に、ベル・エポック時代を象徴する戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」の誕生秘話を描いた伝記ドラマ。1897年、パリ。詩人で劇作家のエドモン・ロスタンは、もう2年近くもスランプ状態に陥っていた。そんな彼のもとに、大物俳優コンスタン・コクランの主演舞台を手がけるチャンスが舞い込む。しかし決まっているのは「シラノ・ド・ベルジュラック」というタイトルだけで、執筆は一向に進まない。そんな中、親友レオが愛する女性ジャンヌと、レオになり替わって文通することに。彼女との詩美あふれる手紙のやり取りに刺激され、自身の脚本執筆もついに進み出す。やがて、借金だらけの俳優や気まぐれな女優ら崖っぷちの舞台人たちが劇場ポルト・サン=マルタン座に集い、それぞれの人生を懸けた舞台の稽古が始まるが……。 映画com.より
日本語タイトルは「シラノベルジュラックに会いたい!」だし英語のタイトルは 「シラノ マイ ラブ」ですが原題は「エドモン」と主人公の作家の名前。主人公にとても思い入れがありそう!

エドモンと友人のイケメン俳優レオ
エドモンはレオに頼まれてレオのラブレターの代筆をする。その情熱的で知的な内容にお相手のジャンヌはメロメロになり、レオと付き合うことになります。
エドモンもまたジャンヌからの手紙(レオ宛て)の内容にコクランの舞台の脚本へのインスピレーションを得る。
執筆に行き詰まりペンが止まっても、ジャンヌからの手紙(レオ宛て)を読むとまた、意欲が戻ってくる。
ジャンヌはエドモンにとってのミューズなのでした。
でもジャンヌからの手紙はレオ宛てなのに、エドモンの自宅へ配達してもらうようにしてあるんです。(ジャンヌは”エドモン・ロスタン気付レオ様”で手紙を送ってくる)
エドモンの妻ロズモンドは
「なぜ、レオ宛ての手紙が我が家に届くのかしら?」
「なぜ夫はそのレオ宛てのジャンヌからの手紙が届くとうれしそうにしているのかしら?」
「ひょっとして、夫はジャンヌとっ!?」
と「夫の不貞」を疑りだしたり、夫婦の危機(嫁に問い詰められてたじたじになっているエドモンがちょっとカワ(・∀・)イイ!!)・・・もあったけど無事切り抜けて

いろいろあったけど、執筆はすすみ舞台は幕を開けます。

有名な「シラノ・ド・ベルジュラック」の誕生秘話。
エンディングクレジットの時、これまでシラノを演じた舞台や映画の俳優さんの写真が流れて、興味深かったです。