正確には「すでに出てました」ですけど。Tokyo LGFF とカナザワ映画祭のスケジュールが出ています。
http://www.eiganokai.com/event/filmfes2012/
ん~、今年のシルバーウィークは懐かしいロキシー劇場で映画のハシゴ!かな。
期間中に日直が入らないといいんだけど・・・。
ひょっとして話が前後してるかもしれませんが・・・
南国で育つフレッシュな色をしたコーヒーの実が、褐色をした不思議な飲み物になる物語を静かに語りながら王にコーヒーを淹れるある日のターニャ。
王は相変わらずコーヒーに口をつけませんが(毒殺を恐れて、卵と缶詰しか食べない)
もういっぱい作るようにターニャにいいます。
「この部屋をコーヒーの香りで満たしたいのだ」
と王。
ターニャに秘密のメモが渡され、ターニャは町の雑貨店(小間物屋かな?)へ。
秘密の部屋?みたいな人気のないスペースでコーヒーカップを見ていたら、いきなり肩を掴まれて、口を押さえられて・・・
それはイルリッチ。電光石火のジンモさん、めっちゃカッコイイです。
カフェと公使館で出会ったときは「知らない同志」でしたが、ここではふたりきり。
縋るような目でイルリッチを見上げるターニャと涙目で見つめるイルリッチ。
子供の頃の無分別な?行動がターニャの運命を変えてしまった、と悔いているイルリッチはターニャを守るためならなんでもする、と思っているのですが、ターニャを見つめる目が、心配そうで、悲しそうで、いとおしそうで・・・・。なんかこう胸が締め付けられるような、そんな気持ちになってしまいます・・・。
「私たち上手くやっているわよね?」
「ああ、早く終わらせよう」
イルリッチは公使館内部の地図をターニャに頼みます。(この店、ふたりがこっそりと会ったり、メモを残しておく場所になります。)
ある日王に
「お前はロシア語が話せるそうだな。お前は誰のために働いている?」
と聞かれるターニャ。
「私は誰も信じない。ロシア公使は私に金を与えた。ロシア語を話す者達はコーヒーと共に私の元へやって来た。人は何の価値もない者に金を与えない。お前は私から何を奪うつもりだ?」
「まだ失うものがおありなのですか?」
怒りに震えて、ウリャァ!!(ノ-ω-)ノ ~┻━┻・..。;・'・・・じゃなくって、コーヒーを振り払った王にターニャはいいます。
「私を使ってください。私が殿下の目となり耳となります。」