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香川高専詫間キャンパス 健康状態見守りシステム -NanShon- メンター:ボストン コンサルティング グループ マネージング・ディレクター & パートナー 折茂美保氏

2022-08-28 15:26:50 | 連絡
香川高専
香川高等専門学校(かがわこうとうせんもんがっこう、英称:National Institute of Technology, Kagawa Collage、略称:香川高専、NIT,Kagawa)は、香川県にある国立高等専門学校。
高専の高度化再編に伴い、2009年10月1日、高松工業高等専門学校と詫間電波工業高等専門学校が統合されて香川高等専門学校となった[1]。

詫間キャンパスからは2チーム目の登壇となるTutelary。
メンターの折茂氏
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ボストン コンサルティング グループ
マネージング・ディレクター&パートナー
折茂美保氏
東京大学大学院修了後、2005年ボストン コンサルティング グループ(BCG)に入社。
スタンフォード大学経営大学院に社費留学しMBAを取得。
現在はBCG社会貢献グループの日本リーダーを務める他、パブリックセクター、ハイテク・メディア・通信、コーポレートファイナンス&ストラテジーグループのコアメンバー。
プライベートでは二児の母

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はチームを「すごく真面目に取り組んでいて、指摘した点はしっかりブラッシュアップして返ってくる。
高専生ということを忘れて、仕事仲間と話すときのようにメンタリングをしていた」と評した。
数々の切磋琢磨と折茂氏とのメンタリングの中に磨き上げられた作品への自信を胸に、どのようなプレゼンテーションが行われるのか、期待が高まった。
 
Tutelaryが着目したのは日本の高齢化と介護の問題だ。
AIにおけるシンギュラリティが起こると予測される2045年、日本では高齢者人口は300万人増加し、逆に労働生産人口は1600万人減少すると予測され、介護の崩壊が危惧されている。
メンバーが介護現場のヒアリングを行うと、既に慢性的な人手不足により、要介護者の見守りに限界を迎えている実情が浮き彫りとなった。
さらに、既存の見守り支援機を調べると、使用範囲が狭く、精度にも課題が残ることが判明したという。
そのような課題解決のため、Tutelaryが提示した作品が「健康状態見守りシステム -NanShon-」(なんしょん=香川の方言で「なにをしているの?」の意味)だ。
同作品は香川高専が持つ特許技術である好感度呼吸センサーとAIを活用した見守りカメラを使用したシステム。
呼吸センサーとAIカメラの測定データをAIで分析し、異常を検知した場合アラートを出す仕組みだ。
カメラ、センサーの併用により、居室だけでなく施設の内外での適用を実現している。
販売価格の削減にも配慮した。
呼吸センサーは安価で高感度なPVDF圧電フィルムを使用することで1台約5万円、AI見守りカメラはWebカメラとAIの使用により約10万円まで抑制可能。また、顧客のニーズに応じた提供サービスも選択できるようなメニュー提示も行うという。
初年度はまず無償提供を行い、多くの顧客に使用感を確認してもらうとともに、レビューや見守りデータを提供してもらう。
2年目以降にサービスを向上させたうえで販売を開始する。
ターゲットとするのは介護の高い入居者を抱える特別養護老人ホームやグループホームで、各自治体からの補助金に絡ませることで、香川、四国、全国へと順次導入を進めていく。
2027年には西日本地区での導入を完了することで、同年に売上32億円、利益12億円まで成長させることを目指す。
将来的には自宅介護への参入、そして「NanShon」を介護先進国日本発の技術として世界に提供するという展望を示し、プレゼンテーションを締めくくった。


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