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東大陸,世界化,「CES 2020」7. なぜわれわれは自動運転を開発するのか

2020-02-03 17:05:06 | 連絡
2020年01月24日 12時00分 公開 、[Junko Yoshida,EE Times]
Infineon Technologiesの自動車部門の責任者であるPeter Schiefer氏は、一般向けの完全な自動運転車の本格的な登場は、恐らく2030年まで待たなければならないだろうと述べた。
 高度な自動運転車について保守的な見方をすることで知られている車載チップメーカーにも、それぞれの考えがあるようだ。NVIDIAはCES 2020では記者会見をしなかった。同社のCEOであるJensen Huang氏のプレゼンテーションがなければ、メディアは、AIの驚くべき進歩についても、驚異的な処理性能を実現したGPUコアを統合したSoC(System on Chip)についても、自動運転車の試作車における同社のデザインウィンについても、書くべきことは少なかった。
 それとは対照的に、Texas Instruments(TI)のプロセッサ事業部門のゼネラルマネジャーであるSameer Wasson氏は思慮深いアプローチをとった。自動運転車について尋ねると同氏は「なぜ、自動運転車向けのチップ開発をしているのか、自分自身に問いかける必要があるだろう」と答えた。
 例えばUberは、人間のドライバーを置き換えるために自動運転車の開発を行っている。高性能なプロセッサを手掛ける半導体メーカー各社は、AIを推進すべく新しいコンピューティングアーキテクチャに取り組む機会を模索し続けている。
だが、TIにとっての答えは簡単かつ明確だ。より高度な安全機能によって実現される、実用的なクルマの開発に貢献することである。
 Wasson氏は次のように述べている。
「われわれのミッションは、
1)できるだけ多くの人が使えるような、高度な自動化機能を開発すること、
2)自動車メーカーが必要とするシステムから学ぶこと、
3)スケーラブルなソリューションによって、少なくとも15年以上にわたる製品サイクルを効率的に管理すること、という3つである」(同氏)
 TIは今回のCESで、同社の最新の「Jacinto」プラットフォームをベースとした、ADAS(先進運転支援システム)向けプロセッサ「TDA4VM」を発表した。



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