防衛省は、ことし5月から行ってきたウクライナからの避難民を受け入れている周辺国に自衛隊機で救援物資を輸送する活動が終了し、
毛布など合わせておよそ103トンの物資を届けたと発表しました。
ウクライナ情勢をめぐり、
政府はいわゆるPKO協力法に基づく人道的な国際救援活動として、
UNHCR=国連難民高等弁務官事務所からの要請を受けて、
ことし5月から、UAE=アラブ首長国連邦に備蓄されている救援物資を、
自衛隊機で周辺国のポーランドとルーマニアに輸送してきました。
これについて防衛省は、一連の活動を終了したと発表しました。
活動の終了は当初の計画どおりで、
5月1日から先月27日にかけてC2輸送機などの自衛隊機合わせて8便を運航し、

毛布やビニールシート、太陽光を使う「ソーラーランプ」のほかフォークやナイフなどのキッチンセット、合わせておよそ103トンの物資を届けたということです。
防衛省は引き続き国際社会と連携しながら、ウクライナの避難民に寄り添う支援への貢献に取り組んでいくとしています。
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