goo blog サービス終了のお知らせ 

世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

東大陸,世界化,「CES 2020」1. カメラのみ搭載の自動運転車は、内部冗長性を確保できるのか

2020-02-02 18:31:51 | 連絡
2020年01月24日 12時00分 公開、 [Junko Yoshida,EE Times]
レーダーやライダー(注1)の存在は忘れようということなのか。
 自動運転車業界の専門家たちは、「自動運転車の安全性確保のために不可欠な冗長性は、複数のセンサー(ビジョン、レーダー、ライダーなど)やデータフュージョンを使用することで実現する」と主張し続けてきた。
 Mobileyeのプレジデント兼CEOを務めるAmnon Shashua氏は、CES 2020において行われたIntel/Mobileyeの記者会見で、これまでの常識とは異なる見解を示した。同氏は、「Mobileyeは現在、AI(人工知能)技術の進歩を活用し、複数の独立したコンピュータビジョンエンジン上で、さまざまな種類のニューラルネットワークアルゴリズムを動作させることにより、“内部冗長性”を確保している」と述べている。
 例えば同社は、カメラのみを搭載したサブシステムに、6種類の異なるアルゴリズムを適用して、物体検出を実現している。また、4種類のアルゴリズムを適用すれば、2D画像に奥行きを加えることができるため、ライダーを使用しなくても3D画像を効率的に作成することが可能だという。
ただしMobileyeは、自動車業界に対して、レーダーやライダーを排除するよう提案しているわけではない。Shashua氏は、「もし要望があれば、自動車メーカーは、ライダーとレーダーを別のストリームとして組み合わせて使うこともできる」と述べている。
 技術顧問サービスを手掛けるVision Systems Intelligence(VSI Labs)の創設者でプリンシパルを務めるPhil Magney氏は、「(どのような形で冗長性を確保するかは)それぞれの顧客企業に委ねられるが、AI技術の進化によって、カメラのみを搭載したサブシステムに一定レベルの冗長性を追加できるようになったという点が新しい」と述べている。 
(注1)LIDAR(英語:Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging、「光検出と測距」ないし「レーザー画像検出と測距」)は、光を用いたリモートセンシング技術の一つで、パルス状に発光するレーザー照射に対する散乱光を測定し、遠距離にある対象までの距離やその対象の性質を分析するものである。日本語ではライダー、ライダとカタカナ書きされることも多い。軍事領域ではしばしばアクロニム LADAR (Laser Detection and Ranging) が用いられる。
この技法はレーダーに類似しており、レーダーの電波を光に置き換えたものである。対象までの距離は、発光後反射光を受光するまでの時間の差で求まる。そのため、レーザーレーダー (Laser radar) の語が用いられることもあるが、電波を用いるレーダーと混同しやすいので避けるべきである。
ライダーは地質学、地質工学、地震学、リモートセンシング、 大気物理学で用いられる。近年は自動運転車用センサーとしても注目されている。[1]
https://ja.wikipedia.org/wiki/LIDAR


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。