母と姑

（不機嫌な思い出）


姑の無神経さと思いやりの無さには

つくづく腹が立つやら　情けないやら

日々やりきれない思いをしている

そんな私の愚痴を聞いて

友人たちや職場の人たちは

「野良ちゃんえらいねぇ　よく我慢してるよ、やっぱり

姑さんは他人だからねぇ、自分の親とは違うよね」

と慰めてくれる　ありがとう

だけど私は同居当初から

どうせ同居するなら　母より姑の方がいいと思っていた

周りにも　そう言ってきた

「なんでぇ？実の親の方が絶対いいやろ」とみな

口をそろえて不思議がる

でもね

実の母親の方が一緒に暮らすには　始末が悪いんヨ

ブチブチグチグチ言われるし、、

毎日言うことが変わるし、、

自分の非は認めないし、、

口先ばっかりだし、、


出産後2カ月くらい（旦那が出張だったので）実家に帰っていたけど

ノイローゼになりそうだった

朝は5時前から　

お産は病気じゃないと　起こされ

紙おむつは禁止　布おむつを冷たい真冬に手洗い

母乳以外はダメとミルクは買えず


・・・うわぁ　こうして書いてみると　

　　　　おしんの時代か

ただ　姉の時はこんな風じゃなかったんだけどなぁ

とにかく母がこんなだから　同居はしんどい。

それに引き替え

お姑さんは自分と次男以外には無関心だから

私にブチグチ言わない

ある意味　一緒に暮らすには楽な面もあるのだ
　

だから時々

お姑さんに優しくしなきゃなと反省したりもしている。

かつあげ？②

いらいらと足を動かしながら

相手
　「あんたのプリクラをうちの子が　持っとんのは　どういうこと？

　　あんたが無理やりプリクラを渡して500円脅し取ったんやろ？」

娘
　「違います、プリクラ交換して言われたから　交換しただけです」

相手
　「うちの子がなんであんたみたいな子のプリクラ欲しがるん、・・

　　500円持たせとったのがないのはどういうこと」

娘
　「そんなこと知りません」

こんなやり取りがしばらく続く

どちらも　折れない

息がつまりそう　心臓バクバク

私
　「うちの子はやってないというし、私も信じてます。

　なので　お母さん　おたくのお嬢さんにも来ていただいて

　ちゃんと　話を聞かせてもらえませんか」

相手
　「怖がるから呼びません」

私
　「でも　お嬢さんからも聞かないと」

すると
　
相手のお母さんはお子さんへ携帯電話をかける
　　　　
相手
　「あんた　お母さんに嘘ついてないやろね！

　嘘ついとったら許さんよ、間違いなく500円脅し取られたんやろね」

　　　　おいおい　お母さん怖いですよ

相手
　「間違いない言うてるからね、あんたどうするつもり・・

　　とりあえず　あんたら　土下座でもして謝らんかね」

娘
　「悪いことして無いのに　なんで謝らないかんの！」

やばい　娘の語尾がきつくなってきた

またまた　にらみ合い

私「でも　あれですよねぇ　お互い子育てって大変ですよね

ちゃんと育ててるつもりでも　こうやって　ご迷惑をかけることも

あったり、わが子でも　心の中まではよめませんしねぇ」

それからわたしは何をしゃべったか

そのうち、相手のお母さんも

「そうなんです、私離婚して片親だから　厳しくしてるんですけど

厳しすぎるかもしれん　とおもったりしてねぇ」

と　気持ちを開いて話だしてくれて

気がつけば　

「じゃあ今後もお互いの子供たちに気をつけてましょうね」

と円満解決

500円はどうなったか知らないけど

ひょっとしたら　女の子がつい　使ってしまって

お母さんに言えず　こんなことになったのかもしれない

帰りの車中　先生と私

「Ｓ子反省したか？　お母さんに迷惑かけて　無事に済んでよかったけど

なかなか　厳しい保護者で学校へも　何度も来てる人らしかったからな」

「だいたい　あんたが　髪を染めて　不良まるだしやから

こんなことになるんよ、少しはこれに懲りて身なりを

あらためなさいよ」


娘は少しは　悪いと思ったのか

「うん・・」と小さくうなずいた

かつあげ？

あれは　中学２年の夏だったかな（はっきりしない）

例によって学校から呼び出し

「S子さんが他校の女の子を脅したらしいんです、

相手のお母さんが謝りに来いというので　今からM中まで

一緒にお願いします」

とうとうですか　　人様に迷惑かけないだけが救いだったのに

生徒指導の先生と娘と3人で向う車中

相手の言うには　ダイエーでプりクラあげるから500円だせと

うちの子が脅して500円とったというのだ

が娘は　500円もらってないし、人のプリクラいらんけど

交換しようというからプリクラの交換をしただけという

先生も

「S子さんはやってないと言ってますし、私もやってないと思います」

「そう・・で・す・・か」

「S子、やってないなら相手になんといわれても

絶対認めたらいかんぞ、」と先生

学校へ着き　通された部屋に

派手な服を着て　足を組んで　たばこをふかしている女性

恐い・・かも

いきなり

「先生は席をはずして！」

先生　行かないでぇと思いつつ

「失礼します、このたびはご迷惑をかけたそうで」と切り出す私

私には目もくれず、娘に

相手「あんたかね、うちの子を脅してお金をとったのは！」

娘「脅していません」

ドキドキ　一瞬の沈黙

私の心臓はもつだろうか

　　　　　　続く

【10月31日の献立】

☆あまぎの塩焼き
☆豚汁
☆白和え

魚嫌いの私と娘　でもたまには魚も食べなさいと
食卓に出してはみたが。結局誰も食べず

明日そっとお姑さんの食卓に並べておこう

【10月30日の献立】

☆天津丼
☆ナムル
☆ゴマ団子


今日は次女と二人なおで　お手軽に済ませて