君を思い出すと、瞬時に思い出されるのは君の涙。
君はよく泣いた。たいていは彼、あたしと君の共通の友人。
「どうして好きなのに、伝えられないの?」
「どうしてほかのこにはやさしいのにあたしにはつっけんどんなの?」
そんなくだらないねたで君はよく泣いた。
なんで涙が思い出されるか、っていうと、君の涙はいつも桜色だったから。
比喩なんかじゃない。ほんとうの話。
君のまるまっちい大きな目からひとつ、またひとつと流れる涙は確かに桜色だった。その証拠に、ティッシュで涙をふくと、ほんのりとピンク色の、それはもう桜色としか言いようのないほどの、美しいしみがついた。
はじめてみたときは驚いた。
「ねえ、桜色だよ?」
あたしが尋ねると、君は当然、とでも言うように、
「あなたはちがうの?」
とたずね返した。
あたしはもう君にはずいぶんあってないね。
ことしも桜は散ってしまった。君の涙が落ちるように。
でも来年も咲くだろうし、あたしは君を思い出す。
それだけで、いいんだ。
君はよく泣いた。たいていは彼、あたしと君の共通の友人。
「どうして好きなのに、伝えられないの?」
「どうしてほかのこにはやさしいのにあたしにはつっけんどんなの?」
そんなくだらないねたで君はよく泣いた。
なんで涙が思い出されるか、っていうと、君の涙はいつも桜色だったから。
比喩なんかじゃない。ほんとうの話。
君のまるまっちい大きな目からひとつ、またひとつと流れる涙は確かに桜色だった。その証拠に、ティッシュで涙をふくと、ほんのりとピンク色の、それはもう桜色としか言いようのないほどの、美しいしみがついた。
はじめてみたときは驚いた。
「ねえ、桜色だよ?」
あたしが尋ねると、君は当然、とでも言うように、
「あなたはちがうの?」
とたずね返した。
あたしはもう君にはずいぶんあってないね。
ことしも桜は散ってしまった。君の涙が落ちるように。
でも来年も咲くだろうし、あたしは君を思い出す。
それだけで、いいんだ。
恋する乙女ズのみなさんが来てくださったのもお玉さんのおかげですし。
わあっと泣いてしまってそれから考えるのもアリだと思います。泣くと自然とすっきりする場合もありますし。
コメントがこんなに遅くなってごめんです。
ここに来てみてビックリ。
いつもお玉と恋の話で盛り上がっている乙女の
みなさんがお揃いではありませんか。(笑)
「桜色の涙」
とりあえず泣いてみて、カタルシスを得ることは
危ういバランスの精神を保つための
ひとつの手段かもしれないなと
この頃、感じています。
今ちょっとケイタイからなのでみられませんが、後程お話読ませていただきますね。
ブログのタイトルも素敵だし、興味津々です。
こんな美しいお話ではないんですけど(苦笑)
http://blog.goo.ne.jp/sakurashikidrops/e/5be3aad229e6dab237ac6907b1a63a5f
あっ 突然お邪魔してすいません(笑)お玉さんのとこからやって参りましたよ♪
じつは私のブログの名前「さくら式ドロップス」なのです。
変なところで共感してしまいました(苦笑)
初めて こちらにお邪魔させて頂くのですが とても興味深いお話が沢山。
BF2も支援させて頂いたのに今頃になってのコメント残しですいませんです。
泣き顔ってわたしはあんまりみられたくないんですが、色つきだったらちょっと違ってくるのかなぁ。
今気付いたんですが、涙に色がある、ってタイトル忘れましたがこどもの歌にありましたよね。「そして世界中にちらばって今ではドロップス」
お玉さんのところから来ました。
涙の色、うーん、見えたらいいなぁ。
やさしい色の涙、悲しい色の涙…見ることができたら、もっと泣いてるあなたの心に届く言葉をかけてあげられるのに。
わたしも書いたお話を、送りますね。
ギビさんの言葉は、わたしの心にすっと入ってきます。
今後ともよろしくお願いします。
お玉さんのところからやってきました。
その時々で、涙の色はきっと違うのでしょうね。
でもたいていはブルーなのかな?
ほんのりピンク色、いい色ですね。
夏は海の色。
秋はふどう色。
冬は暖炉の色。
そんな涙だったら、悲しみも少なくなるのに。
お知らせメール受け取れるかテストです。