カラオケボックスで
ソファという名のパイプ椅子の上に立って
今ではもうなつかしくなった
十八番を歌う
ただそれを黙ってきく
君の靴下のあたりがいとおしくて
まるで運命の出会い果たした(と、おもいこんでる)少女のような気分になる
それがどんな気分なのかって云われてもうまく説明できないんだけど
たしかに感じたんだ
紫色のパンジーが
おじさんの顔に見えたあの頃のように
ごく自然に
ソファという名のパイプ椅子の上に立って
今ではもうなつかしくなった
十八番を歌う
ただそれを黙ってきく
君の靴下のあたりがいとおしくて
まるで運命の出会い果たした(と、おもいこんでる)少女のような気分になる
それがどんな気分なのかって云われてもうまく説明できないんだけど
たしかに感じたんだ
紫色のパンジーが
おじさんの顔に見えたあの頃のように
ごく自然に