今日は明日の前日だから

わたしはおもう。わたしはつづる。あなたにみてほしいのは、あなたがあなただから。

さようなら十八歳

2006-07-30 23:02:45 | Weblog
あしたでわたしは十九になります。
いつまで甘ったれたこと云ってるつもりなの。そう云われている気分です。
一年生きてみて、ますますわたしは生きづらい道を選んでいるみたいです。
わたしは多分えらいひとにも有名人にもならないと思う。
だけどわたしは死ぬときは笑顔とまでは行かないけど、口角を心持ちあげて死にたい。
わたしはこどものころ十代で死のうと思っていた。
さて。わたしはどうなるのでしょう。
知ってるのは…案外自分かもね。

きみのことばにかんぱい

2006-07-14 00:04:50 | Weblog
電車のなか。恋人同士がよりそうように座っている。男は青いニット帽をかぶり、熟睡していて、真っ赤なアディダスの帽子をかぶった恋人に幾度も頭をぶつけるが、目はさめないようだ。
女はなにやら展覧会のパンフレットのようなものを読んでいる。
女の帽子は目深で、赤い形のよい下唇がみえる程度だ。

そのときわたしは不思議なことに気づく。女の口がわずかに動いていることを。わたしは音楽で武装しているから、一瞬、それがガムをかんでいるからだと気づかない。
まるで幼子と子を寝かしつける母のようにみえた。

そう、パンフレットを読み聞かせているように見えたのだ。しかも見ているページは世界地図。

「きいて。これがアメリカ大陸」なーんて。

やがて男は目をさまし、二人連れ添ってさってゆく。


こんなときわたしは君のブログが年中無休の二十四時間営業なことに感謝する。