ナベッチーのエンジョイライフ

他人様からすれば他愛もないことでも、記憶にとどめておきたい事、感動したスポーツ、本、映画などを思いつくままです。

戦争と平和 1、2,3,4部

2012-02-04 16:36:30 | 映画(記憶に残したい映画、シーンなど)

先日の雪で、外出もままならない日、こんな時は、家での映画がなによりである。先日NHK BSで数日にわたって、放映された、「戦争と平和」をじっくりと堪能した。録画にさいして、4部、7時間に及ぶ長時間録画のため、HDの容量が心配であったが、OKであった。私は、いつも週間TV番組欄を見てまだ見ていない映画を録画予約をし、しばらくして、映画を楽しみ、消去するが、今の我が家では、WOWOWや、スカパーに入ってなくても、見たい映画と、同じくらい放送されている。しかし、たまに、録画リストが多く、予約しきれないこともある。そのため、最近はやりの外付けHDを購入しようと、YAMADA電機で聞いてみたらところ、USBポートがないTVは接続不能である。しばらくは、現状のTVで我慢するにしても、最近のTV、性能の良さ、機能の充実そして、安い、YAMADA電機へ行くたびにほしくなる。

「戦争と平和」1,2,3,4部 ○ 1965年 ソ連映画 トルストイの長編小説を映画化したもので、ソ連が映画化する10年前に、アメリカでも、オードリー・ヘップバーンが主演で製作されたそうである。この映画、4部作からなり、7時間の超(長)大作で、当時のソ連が国威をかけて製作したようである。絢爛豪華な、舞踏会や、また、広大な地で多くの現役軍人を使っての戦争場面などは、まさに、国家プロジェクトとしの映画である。映画そのものよりも、トルストイの小説にふれたことと、当時のロシア帝国、上流社会の華やかなことなど、歴史を知る上で勉強になった。この映画は、1805年頃のフランスと戦争していた頃からはじまり、1812年には、ナポレオンと戦い、モスクワが陥落し、その後ナポレオンが、逃走し、モスクワ復興までの時代が背景である。最初は主役がナターシャ、アンドレー、それともピエールであるのか、そして、トルストイは何を主張したいのかわからなかった。もちろん、普遍の愛もあり、戦争の愚かしさと、ロシア貴族の栄華と、没落を書いたのであるが、なんといっても、偉大なロシアが主役である。それにしても、ロシアは戦争の好きな国である。この時代の間にも、オスマントルコと戦い、それからしばらくして、日露戦争もあり、第2次世界大戦、そして、チェコ、ハンガリー、アフガニスタン、などまさに戦争に明け暮れた国であった。