自由と正義のための選択肢

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人格こそ重要なのに #1505

2020-09-11 12:16:58 | Anti-M

"罪を憎んで人を憎まず"は何処まで正しい?
行為と人格を一応区別するのは良い。しかし、無関係のはずはない。
髪の毛一本一本に遺伝子が組み込まれているのと同じだろう。
行為の一つ一つに其の人の人格が深く浸み込んでいると考える。

そのように人格は重要なものにも関わらず表現する言葉は少ない。
"高潔"とか"卑劣"はよく使うが、それ以外の言葉はあまり耳にしない。
人格は人の本質だからか、口にするのが憚られるのだと思う。
それでも心の中では「汚い奴」とか「油断できない奴」と思っている。

加えて人格評価を口にすれば自分の人格を曝すブーメラン効果もある。
客観的基準が無いから好き嫌いと混同され、"差別"や"苛め"にされる。
ただ「あの人が好き」は自分の人格をかなり正確に表しているだろう。
例えば「石破さんが好き」と言う人は石破氏と同質と見て間違いない。

個人のみならず組織にも体質(DNA)があるようだ。
国鉄が今のようなJRになるまでには大変な苦労と年月が必要だった。
NHK集金人の強引な視聴料聴衆はNHKの傲慢な体質そのものの反映
野党合流など茶番の極み。何一つ旧民主党の体質と変わってはいない。

残念ながら日本における"人気"に人格的要素は殆ど反映されない現状
インパクトとメディアの好意的報道で"人気"は大きく左右される。
その結果、"人気"が多数の国民の内なる心の評価と真逆になることも
今まさに自民党総裁選で起こっている。地方党員票の行方に注目だ。