徹底抗戦を続けるウクライナへの世界の同情が高まっている。
最初はそれ程でもなかった。抵抗は演技ではないかという疑念も
現に今でも、ネオコンやディープステートの陰謀を語る人が居る。
だが、今回の侵攻を陰謀論で片付けるのはさすがに無理がある。
とはいえ、ウクライナのこの30年の歴史には数々の疑惑もある。
政争が絶え間なく繰り返され、何度も政権交代が行われた。
オレンジ革命?いつの間にか政治腐敗が蔓延り、元の木阿弥に
バイデンの息子との疑惑とか、ネオコンの暗躍とかも
国益を食い物にする政治家が多数居た事は確かだと思う。
だが、今はそうした連中は国外に逃亡してしまっているようだ。
結果、現在のウクライナ政府は以前とは違ったものになっている。
香港政庁とは真逆の対応。自由のために徹底的に戦う強い意志
在日ウクライナ人の説明で、やっと実情が自分なりに理解できた。
ウクライナの政情不安定の元凶は共産主義独裁の亡霊によるもの
共産党の一党独裁は余りにも過酷であり、恐怖に満ちたものだった。
それが一夜にして消えた。その喜びと開放感は如何ばかりか
自由な体制はともすれば腐敗堕落の温床となりがちである。
共産主義は不正と共に自由を全て圧殺する。それは闇の不正の天下
急に自由になった場合、法の支配に基づく国造りの道は相当険しい。
擬しい試練だが、彼らの自由を求める意思はホンモノだと思う。