今朝のブログの続きで、昨日の夕方の出来事です。
引地台公園にある温水プールで泳いだ後に携帯を見ると実家からの着信がありました。折り返し電話すると「近所に住んでいる(私の)兄の様子がオカシイので見に行って欲しい」と母からの依頼です。
母が兄と電話で話をしたようなのですが、呂律が回らず聴きとり辛くて変だとのことでした。
心配性の母はこの手のことは毎度のことなんです。でもまあしょうがないので取り敢えず急いで帰宅してから兄の住んでいるアパートへ行って見ました。
最初は何の応答もなかったのですが、台所の窓が開いていたのでそこから室内の様子を見るとパジャマ姿で横になっている兄の膝下だけが見えました。声を掛けると何を言っているのかはハッキリ聞き取れないのですが声を出しています。「玄関の鍵を開けてくれ!」と言うと「身体が動かない。」とのこと。
これはヤバイ状態と認識しましたが合鍵を持ち合わせていないので室内へ入ることが出来ません。大急ぎで実家へ行って脚立を持ってきて台所の窓から室内に何とか入ることができました。
意識はあるものの身体が動かせないとのこと。脳梗塞で倒れたようです。
急いで携帯から119番へ連絡しました。7~8分ほどでしょうか、とても長く感じましたが救急車が到着し、3人の隊員が室内へ。
状態を確認してもらうと反応は悪いですが手足は両方とも動くことは動いています。布担架に乗せて2階の部屋なので3人掛かりで外階段を慎重に下していきました。
救急車に収容されてからも再度手足の動きを確認し、最適な搬送先を検討していました。車に収容してから15分近く経っていましたが、やっと搬送先が決定です。
この時点で私は救急車から降りて自分の車で搬送先の病院へ。
病院ではCT検査で脳梗塞と診断され、その後MRIで更に検査。かなりの時間待たされましたが、医師の話では頭部にかなりの範囲でダメージ受けているそう。MRI画像からの判断では半身麻痺でもおかしくない様な状態だそうですが、実際には兄の手足は多少動かせています。ひょっとすると画像では写っていないようなとても細い血管がかろうじて繋がっているのかもしれない、とのこと。
いずれにせよ半身麻痺の後遺症が残る確率が高く、現在の2階のアパートに戻っての生活は困難と宣告されました。
取り敢えず2~4週間の入院だそうで、リハビリでどこまで運動機能が回復するのか様子見るしかありません。退院後にリハビリ専門の病院へ転院するのかあるいは施設に行くのかそれは今後のことです。
今日は午前と午後の2回見舞いに行ってきました。会話は出来ますが半身麻痺です。
エライことになってしまいました。兄には奥さんと娘2人がいるのですが色々と複雑な事情があってその家族に兄の面倒を看てもらうことは出来ません。
両親の面倒を見ている上に兄のことまで。
先週のことですが、去年の夏もやった市の環境管理センターのアルバイトをすることが決まったところでした。場合によってはこれが出来なくなるかも。また9月のトライアスロンの大会と12月の湘南国際マラソン、そしてその為のS.I.Mの練習会などもどうなっていくのでしょうか。楽しみにしていたのに。
「みなみちゃんを救う会」の街頭募金活動は出来そうもありません。残念ですが。
そして昨日の昼のことですが、もう一つやっかいなことが発生しました。
四国に住んでいる家内の伯母さんの具合が悪いことは以前から聞いていましたが、司法書士の方から手紙が届き、近所にこの伯母の面倒を看てくれる親類などがおらず万一の時は四国に来て葬儀をしてくれるか、との依頼が。
家内は子供の時にお世話になっていたそうで私も長男が1歳ぐらいの時に四国に遊びに行きお会いしています。伯母さんは色々家庭環境が複雑で現在は既に亡くなっているご主人さんの弟さんが面倒を看ていたそうです。しかし弟さんも高齢で体調を崩しているとのこと。
誰も引き取ってくれないのであればお受けしますよ、と司法書士の方に電話でお話しをしたのですが、その数時間後に兄のことが発生したのでした。場合によっては私が四国に行くことができない状況になる可能性もあります。司法書士の方には提出書類に事情を書いた手紙を添えて今日投函しましたが、どうなることやら。
ここに来て嵐が吹いてきました。
頑張って一つ一つしっかり最善策を見つけて前に進むしかありません。