幼稚園の年中の年(何度も書きますが、私は幼稚園には2年間しか通っていないのですが)。昭和44('69)年12月24日。
なんと!
我が家には1日早くサンタさんが来たのです。そして、ロボットのおもちゃを3つも届けてくれたのです(^o^)/
幼稚園が休みだった(クリスマス・イヴやクリスマス当日は教会の方が忙しいのか、幼稚園はお休みでした。っていうか、冬休みに突入していたのかな?)のでゆっくりと起きた私は、そのプレゼントに大喜びでした。しかも1日早いし(^o^)
しかし、母が言うのです。
「サンタさんがねぇ‥‥、『この中から1つを選んで』だって。残りの2つは今晩取りに来るんだって‥‥。」
「ふ~ん、そういうシステムもあるのか」と、私は何となく納得したような、しないような‥‥。何かヘンだなぁ~。
でも私は素直にその中から1つ、「2号ロボット」を選びました。なぜ「2号」を選んだのか‥‥? 今となっては思い出せないのですが、形か色が気に入ったのでしょう。
正直に言うと、私は「『タイガーマスク』の悪者レスラー」か「怪獣ソフビ」が良かったんです。当時は「タイガーマスクガム」で「マント」や「チャンピオンベルト」がもらえるのに熱中していましたし、私は友だち達の中ではソフビの所有数が一番少なかったんです‥‥。でも「サンタさんがロボットのおもちゃをくれたのだから」と思うと、私には何だかステキなもののように見えました。
その夜は「またサンタさんが来る!」という興奮でなかなか寝付けなかったような記憶があります。
12月25日になると、2つのロボットは無くなり、私の手元には「2号ロボット」が残りました。ホントにサンタさんは1号と3号は持って帰っちゃったんだ‥‥。
3体のロボットの箱が勢ぞろいした姿は壮観でしたが、3号はあまりカッコよくなかったし、残念な気持ちが半分、あきらめがついた気持ちが半分‥‥。
しばらくはそのロボットで遊んでいましたが、元々電動のおもちゃにはあまり興味を示さない子だったので、すぐに飽きちゃったのだと思います。だって、どんなデザインだったか記憶に残っていないんですから‥‥(^^ゞ
冬休みの間は親戚の家に行ったりして、近所の友だちと遊ぶことがあまりありませんでした。正月も終わり、久しぶりにMくんの家に遊びに行くと、あのロボットの「1号」がいました。Fくんの家には「3号」が‥‥。ん~、何かヘンだゾ~。
子どもながらに、サンタさんのカラクリに薄々気付いてしまったのです。
最近ネットで知ったのですが、おそらくそのロボットのおもちゃは、トミーから発売されたばかりの「ロボット大回転」だったのでしょう。トミーの下請け工場で働いていた父は、トミーのおもちゃは社内販売価格で買えたのです。これで辻褄が合いました。
新製品のおもちゃで私を喜ばそうとした父は、3種類も発売されたロボットのデザインを選びあぐね、私本人の意見を尊重しようとミョーなシナリオをつくったのでした。もっとウマくやってくれヨ~^^; お陰で、4歳にしてサンタさんの存在を疑う子どもになってしまったんだヨ~ン(T_T)
なんと!
我が家には1日早くサンタさんが来たのです。そして、ロボットのおもちゃを3つも届けてくれたのです(^o^)/
幼稚園が休みだった(クリスマス・イヴやクリスマス当日は教会の方が忙しいのか、幼稚園はお休みでした。っていうか、冬休みに突入していたのかな?)のでゆっくりと起きた私は、そのプレゼントに大喜びでした。しかも1日早いし(^o^)
しかし、母が言うのです。
「サンタさんがねぇ‥‥、『この中から1つを選んで』だって。残りの2つは今晩取りに来るんだって‥‥。」
「ふ~ん、そういうシステムもあるのか」と、私は何となく納得したような、しないような‥‥。何かヘンだなぁ~。
でも私は素直にその中から1つ、「2号ロボット」を選びました。なぜ「2号」を選んだのか‥‥? 今となっては思い出せないのですが、形か色が気に入ったのでしょう。
正直に言うと、私は「『タイガーマスク』の悪者レスラー」か「怪獣ソフビ」が良かったんです。当時は「タイガーマスクガム」で「マント」や「チャンピオンベルト」がもらえるのに熱中していましたし、私は友だち達の中ではソフビの所有数が一番少なかったんです‥‥。でも「サンタさんがロボットのおもちゃをくれたのだから」と思うと、私には何だかステキなもののように見えました。
その夜は「またサンタさんが来る!」という興奮でなかなか寝付けなかったような記憶があります。
12月25日になると、2つのロボットは無くなり、私の手元には「2号ロボット」が残りました。ホントにサンタさんは1号と3号は持って帰っちゃったんだ‥‥。
3体のロボットの箱が勢ぞろいした姿は壮観でしたが、3号はあまりカッコよくなかったし、残念な気持ちが半分、あきらめがついた気持ちが半分‥‥。
しばらくはそのロボットで遊んでいましたが、元々電動のおもちゃにはあまり興味を示さない子だったので、すぐに飽きちゃったのだと思います。だって、どんなデザインだったか記憶に残っていないんですから‥‥(^^ゞ
冬休みの間は親戚の家に行ったりして、近所の友だちと遊ぶことがあまりありませんでした。正月も終わり、久しぶりにMくんの家に遊びに行くと、あのロボットの「1号」がいました。Fくんの家には「3号」が‥‥。ん~、何かヘンだゾ~。
子どもながらに、サンタさんのカラクリに薄々気付いてしまったのです。
最近ネットで知ったのですが、おそらくそのロボットのおもちゃは、トミーから発売されたばかりの「ロボット大回転」だったのでしょう。トミーの下請け工場で働いていた父は、トミーのおもちゃは社内販売価格で買えたのです。これで辻褄が合いました。
新製品のおもちゃで私を喜ばそうとした父は、3種類も発売されたロボットのデザインを選びあぐね、私本人の意見を尊重しようとミョーなシナリオをつくったのでした。もっとウマくやってくれヨ~^^; お陰で、4歳にしてサンタさんの存在を疑う子どもになってしまったんだヨ~ン(T_T)
ご両親は一生懸命考えたのでしょうね。^^
近所と共同作戦っていうのが当時の東京らしいなあ。笑。
こちらではこどもに希望リストを書かせます。大人が予想していなかったものをほしがっていることもありますね。
すると‥‥
「209系!」
‥‥はぁ? 何、それ???
当時の長男は電車にハマっていたので、電車のことだと気付くのには時間がかからなかったのですが、「『209系』ってどんなの?」という疑問は解決されず‥‥。
いっしょに電車図鑑を眺めながら、209系を探す私。すると‥‥、あった! 「京浜東北線」の新型車輌(当時の)のことだったんです。でも、そんなマニアックなもの、何を買えばイイのか‥‥。
考えた末に、大人向けの本格的「Nゲージ」を買いました。案の定、「プラレール」と同じ扱いを受けて、数日でボロボロに‥‥。子どもが扱うことを想定されていないので、つくりがヤワなんですよネ。
子どもにリクエストを訊くと、予想外の答えに焦ることがあります。