よく考えると消費税がらみで解散する必要は全くない

昨日は、消費税がらみで３党合意に反するので一応大義名分はあると書いたが、撤回する。

なぜなら、法律の中に景気の動向を総合的に判断して消費税についてどうするか決めると書いてあるからである。

つまり、総理そのた内閣の総合的判断で消費税をどうするか考えると法律に明記しているのである。

解散で国民の信を問う必要はないのである、総理の決断で消費税をどうすべきか決められるからである。

かくて今回の解散は極めて与党特に自民党の党利党略のためである、今のうちに解散した方が議席の減少を最低限におさえられるということである。

まあ自民党の中でも言及している人いるけど全く大義名分のない選挙だなあ。

ようするにアベノミクスの将来に安倍首相自身が確信をもてないということだろう。

消費税を先送りしたって、日本の財政状態を考えればいずれ上げなければならないのはめに見えている。

それに景気の状態を総合的に判断するというがこれから景気が劇的に良くなる保証は全くない、すると消費税を上げるタイミングを失う恐れがある。

そうすると財政状態はますます悪化する、結局いつまでたっても消費税を上げられなくなるということになりかねない。

財政再建に後ろ向きと見られれば世界的にも信用を失う、何故なら日本の財政再建は国際公約になっているからである。

年末の忙しい時期に選挙というのはどうなのか、投票率は上がりにくいなあ、それともそれも自民党の戦略上の狙いなのかな。

来週に解散になるのではないか

まあよくわからないが、突然解散風が吹いてきたような感じである。

火のないところに煙は立たないわけで、どうも解散になりそうな雰囲気である。

もちろん首相の意志以外は解散にはならないので、そういうことなんだろう。

長期政権を望むなら野党の体制の整わない今のうちにやった方が、減らす議席を最低限に抑えられるという計算なんだろう、あと、消費税の引き上げを先延ばしするということは所謂三党合意に反するわけだから、これに反して先送りしてもよいですかと国民に問うというのは解散の大義名分には一応なるであろう。

それで過半数を維持すれば国民の意志として先送りに理解を得られたので三党合意を反故にしたという説明がつく。

ただこの時期に解散すべきなのかなあ、自民党は現在３００議席ももっているのである。

どうかんがえてもこの議席を維持できるとは思えない。

選挙に初めて勝った連中等は戸惑っていることだろう。

ただ、野党はバラバラで主義主張もとても集約できるものではない、いわば少数乱立である。

私の予想としては自民は議席を減らすが過半数をかなり超える議席を確保、民主党は微増、共産党は議席を増やし、社民党は消えてなくなる、維新はかなり議席を減らすという風に予想する。

兎に角この選挙の結果で安倍政権は国民のお墨付きを得たということで安倍総理は自分のやりたい放題やるだろう。

それが本当に日本のためになるのかどうかは甚だ疑問であるが。

中国の指導者は指導者としての資質を大きく欠いている。

まあね、ひどすぎる。

私は安倍総理もその政策も一部を除いて支持していないが、仮にも日本を代表している総理大臣に対する会談にしては中国側は非礼で失礼千万である。

ああいうのは大国を代表する指導者の態度としていかがなものか。

仮にも首脳会談である愛想笑いも浮かべて（腹の底はどうであろうと）握手くらいして御愛想くらいは言うべきではないのか。

それが、こちらの友好的なあいさつに対してもそっぽを向くとはなにごとか。

とにかく習近平氏は大国の指導者の資質には大いに欠ける人物であることははっきりした。

その点でいえばまだプーチンの方がましである。

習近平氏は歴史認識について１３億の民の感情の問題といったが、本当にそうなのか、１３億人が一つにまとまっているのか、チベットは、ウイグル自治区は？

兎に角中国はまだまだやっかいな隣人のようである。

改正労働者派遣法は労働者のためというよりは派遣会社のためのものである。

まあいいたくはないが、Ｔというハゲタカ資本の代弁者の某大学教授の思惑通りになりそうである。

そのけっか、このくにから熟練工というスーパー職人もスーパー社員もいなくなる。

ものづくりの日本は劣化しまくり作るものは粗悪品だらけになるであろう。

派遣労働者は５年勤めたら正社員にするみたいなことをいっているがそうはならない、４年６か月あたりで放り出す企業が続出するであろう。

派遣会社は一切困らないどころか、回転が速くなって数を送り込むことになってウハウハである。

まあとにかく労働者の全くためにならない悪法をそんなに早く通したいのかね安倍政権。

派遣社員は、最長でも一つの企業にいられるのは５年以内と思っていた方がいい。

５年でいろんな企業にまわされて、結局中途半端なスキルのままあっちいったりこっちいったりすることになる。

かくてきちんとした教育をうけない連中が続出ということになりそうだ。

八木秀次が天皇皇后に反論とはなにさまのつもりか

まったく何様のつもりだろうか八木秀次。

天皇皇后のご発言は至極穏当でごもっともなものである。

もともとリベラルなお考えの持ち主である天皇家の主張である。

それに八木秀次という低能右翼学者がかみついた。

天皇家の格調のあるお考えとは正反対なゴミみたいな極右改憲論を振り回し、自分の考えと違うからと天皇家を糾弾するとはどんな阿呆だろうか、こんな阿呆は早く学界から追放した方が学問のためというより日本のためである。