弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

西岡参議院議長の会見

2011年04月08日 | 東日本震災

今の政府の対応がいかにおかしいか、これまで縷々述べてきましたが、

同じ民主党の西岡参議院議長の4月7日の会見が、大まかなところで国民の思いと同じのよう思います。

西岡参議院議長に代わりに語ってもらいましょう。

参議院のHPで会見のビデオをみることができます。http://www.webtv.sangiin.go.jp/kaiken/

テキストではつぎのとおり5部になっています。

1菅内閣が今の状態で日本の国政を担当することは許されない、復興構想会議はやめてもらって、きちんと方針示して

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110407/stt11040719150012-n1.htm

2政府はスタートの時点で「対応を間違っていた」 出荷停止は「政府の失態」、汚染水放水は「政府の怠慢」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110407/stt11040719170013-n1.htm

3復興構想会議で議論なんかしている暇はない、気仙沼ですぐに方針示す責任者を見て「総理もやったらどうだ」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110407/stt11040719200014-n1.htm

4参院議長として黙っていられない

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110407/stt11040719220015-n1.htm

5私が直接、総理大臣のところに行って文句言ったときは最後だ

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110407/stt11040719250016-n1.htm

誰の目にも菅総理の対応はまったくなっていません。

それにもかかわらず、マスコミは声を上げない、一体どういうことなんでしょうか。

特に、こういう場合には、「緊急事態法」をつくってやるべきだとの意見がいろいろな分野の人たちから出ていましたが、全く検討されたふしがありません。
どういうことなのでしょうか。

仕事の関係者の中に、原発の関係で、避難先を転々と移動している人がいます。
何もすることができません。とても歯がゆい思いをしています。

今政府がしていることに、復興に向っての前向きの政策などは見えてきません。
できることなら、代わってやってあげたいと、いらいらしているのは私だけではないと思います。
多くの国民がそう思っているのではないでしょうか。

こんなことを書いているうちにまたまた大きな地震です。随分長かったですね。
まだまだ油断ができません。