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■定価:本体1500円(税別)
■ISBN978-4-06-216366-8
内容紹介(目次を抜粋)
第1章 監査法人が何をするところか知っていますか?
公認会計士には誰でもなれる?!/想像を絶する責任の重さ/バブル崩壊後に噴出した批判/会計基準を巡る大きなうねり/アメリカをも飲み込むIFRS(国際会計基準)/『ルール主義』から『原則主義』へ……など
第2章 日本における監査法人の歴史
大型監査法人の誕生/『官製粉飾』の時代?/バブル崩壊と欧米流の〝厳格監査〟/ビッグフォーとの提携/監査法人が引き金を引いた「りそなショック」/会計基準統一後の課題……など
第3章 監査法人がよくわかるQ&A パート1
◎監査法人はなぜ必要なのか ◎企業の監査役と監査法人の仕事の違いは何か ◎監査法人は公認会計士なら誰でも設立できるのか ◎企業の決算に目を光らせる監査法人は、企業にとって敵なのか、味方 なのか。あるいは審判のように中立的存在なのか? ◎監査法人が適正意見を出せない場合はどうなるのか ◎新規クライアントと契約を結ぶとき、監査法人はどこに注意を払うのか? ◎監査の品質はどのように保証されているのか……など
第4章 監査法人で働く人々の横顔(密着ルポ)
一年中が繁忙期/クライアントには足繁く/棚卸現場へも出動/仕事に欠かせない『七つ道具』/研修でつねにスキルアップを/女性にも働きやすい環境
第5章 監査法人がよくわかるQ&A パート2
◎監査法人は株式会社化できないのか ◎監査法人における採用活動は、どのようになされているのか ◎監査法人には定年制はあるのか ◎監査法人の仕事のやりがいとはなにか ◎監査法人で仕事をするのに、必要な資質とは ◎企業は監査法人をどのような基準で選べばいいのか? ◎監査報酬はどのように決められるのか……など
第6章 監査法人を理解するために――小説『最後のサイン』
小さな疑惑/指摘された危険信号/おざなりな内部調査/企業存亡の危機/襲い来る難題とタイムリミット/監査報告書の重み
第7章 監査法人の未来
IFRSへの不信感/中国が描くしたたかな青写真/日本がいまなすべきこと……など
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阿部 崇(あべ・たかし)
ジャーナリスト。1969年、福島県生まれ。立教大学法学部卒業後、出版社に入社。経済誌の編集記者として勤務した後に退社。講談社の『FRIDAY』記者、月刊『現代』記者を経て、現在は『週刊現代』で活躍中。政治経済分野を主な取材対象とし、KSD事件、小泉純一郎首相(当時)の事務所費疑惑、新銀行東京問題などを取材。人物インタビューも手がける