げなだべげな

長崎から福島へそしてさいたまへ→そして長崎へ

精進料理教室

2016-06-07 22:21:19 | 日記
今日は夜7時から都内で行われた「お坊さんに学ぶ精進料理教室」へ参加しました

精進料理の基礎となる精進出汁の取り方からはじまり、旬の野菜を使った料理を教えて頂きました

精進料理の基本は三徳六味とか

これは道元禅師が「典座教訓」で「修行僧の食事は三つの徳と六つの味を備えるべき」と示しているとか

三徳六味とは、、

三徳が、軽くあっさりと、清潔に、正しい手順

苦味、酸味、甘味、辛味、塩辛さ、そして素材の持ち味を引き出す「淡」で六味だそうです

食材を無駄にしない心、手間を惜しまない心、整理整頓を心がける心が大切という話しも頂きました

また、喜びの心をもって調理を行う、子どもを思う父母の心のように慈しみの心で調理を行う、大きな山や海のようにどっしりと落ち着き偏ったりとらわれたりすることのないよう調理を行う

これが調理の心得だそうです



今日のメニューは、豆乳胡麻プリン、モロヘイヤのお浸し、夏野菜のかきあげ、夏野菜のちらし酢めし、茄子の冷やしすまし汁

頂く前にみんなで手を合わせて「五観の偈」を



どれも美味しゅうございました

食べ終わったらまたみんなで手を合わせ



薄味だけど、出汁がしっかりきいているので素材そのものの味が楽しめたし、優しい味わいでした

やっぱり出汁、ベースがしっかりしてるって大切だなぁ



調理法を教えて頂いただけではなく、永平寺での修行のお話などありがたいお話も聞かせて頂き、明日からの家での料理+蕎麦うちにかなり勉強になったと思います

料理は真心

早速、出汁をとってみよっ