月刊パントマイムファン編集部電子支局

パントマイムのファンのためのメルマガ「月刊パントマイムファン」編集部の電子支局です。メルマガと連動した記事を掲載します。

アーティストリレー日記(40)メランコリー鈴木さん

2014-05-10 01:33:11 | アーティストリレー日記
今号では、主に浅草の大道芸などで活躍する、パントマイミスト・メランコリー鈴木さんの日記をお届けします♪

こんにちは、
メランコリー鈴木です。

この度、「東京マイムフェス2014」に出演させて頂く事になりました。
普段は浅草を中心に活動をしております。

先日、細川紘未さんの主宰するスタジオエヴァのお披露目公演を観に行ってきました。
真新しいアトリエで手作り感のある素敵なスタジオでした。
ごあいさつの中でスタジオを持つ事が積年の夢で、パントマイム表現の本拠地になるような活動をこのスタジオでどんどんとやっていきたいとおっしゃってました。

僕も、浅草パフォーマンスプレイスという団体で、普段の大道芸だけでなく劇場公演などもやっています。
その活動のひとつで、9月に演劇祭をやろうという企画があって浅草の劇場の交渉をしていたのですが、本当に劇場費が高い!
海外のように安価で気軽に借りられる劇場が少なく、日本では本当に劇場公演が難しいなと思っているところでした。
そう思っているところで、細川さんのアトリエ公演を観て、表現をする場所は立派な劇場でなくてもいいのだなと思いました。

僕も、アトリエ公演というのをパントマイムを習っているときによくやっていました。
パントマイムを習っていたのは10年も前なのですが、そもそもパフォーマーを始めるきっかけになったのが大学生の時に大道芸ワールドカップin静岡を観に行ったのが最初でした。
それまで芸能関係に全く興味が無かったのですが、初めて生で大道芸に触れた時に「何年かかってもこういうことをやりたい!」と思ったのが最初でした。

その時、一番影響を受けたのが、ヨーヘン・シェルさんというジャグラーさんでした。
ただジャグリングというよりもジャグリングの道具を扱う綺麗な身体の動きにすごく魅了されて次第に身体表現という方にすごく興味を持つようになって日本マイム研究所という所でマイムを習い始めたのが10年前です。

稽古の最後に「演技の時間」というのがあって先生が簡単な「お題」を出して、それぞれが5分くらいの作品を作って見せ合うのですが今思うと、顔が赤くなるような事を沢山やってました。それでも、その場所があったからこそ、パフォーマーとしての今があると思います。

今回はその頃の自分を思い出しながら、久しぶりのソロでの作品作りに挑んでいます。

是非6月14日Eプロを観に来て下さい。
お待ちしております。

メランコリー鈴木
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『パントマイムの歴史を巡る... | トップ | 『パントマイムの歴史を巡る... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アーティストリレー日記」カテゴリの最新記事