またもや旧友再会！

昨日、新幹線に乗る直前、大阪駅近くの喫茶店で、２０年ぶりの旧友と再会しました。大学で一番の友でしたが、なかなか会う機会に恵まれず今日に至りました。
私たちの大学時代は、空前の好景気時代で、卒業後に留学を決意していた私をよそに友人たちは、皆、内定を四つも五つも決めていました。
企業によっては、内定を決めた学生たちを逃がさない作戦として、軽井沢や伊豆の寮に学生たちを慰安旅行と称して隔離政策を実施していました。
彼は会うたびに名刺がころころ変わっていました。但し転職を繰り返していたわけではありません。三和銀行からスタートし、東海銀行と合併してUFJへ。三菱銀行と東京銀行が合併して、さらにUFJとも合併して、「三菱東京UFJ]といった、長々とした社名が誕生したわけです。
その中で、彼は力強く生き抜き、ある支店の支店長になっていました。ところが、５０代前半になると、数少ない役員組みは別にして、多くの支店長は関連会社への出向が待っているようです。そのために「関連会社での取り組み」「履歴書の書き方」にいたるまできめ細かい研修をすでに皆受けているようです。
その研修は支店長の間では「たそがれ研修」と呼ばれているようです。少々切なさが漂っています。
今後も単身赴任もありえるといって別れた旧友。
今度会うときは「単身で東京」もありえるぞ！と言い残していました。