芸術教育研究所 東京おもちゃ美術館 多田千尋ブログ

芸術教育研究所所長・東京おもちゃ美術館館長・高齢者アクティビティ開発センター代表 多田千尋のブログです。

日本家政学会

2009-11-29 08:31:54 | 日記
日本家政学会の関東支部の研究者の方々がおもちゃ美術館にいらっしゃいました。日本女子大学、埼玉大学、横浜市立大学など多くの大学の教員たちが勢ぞろいしました。皆さんの専門も多彩で、保育、被服、住居学、食など家政学のプロが集まったわけです。
文科省の学習指導要領の策定でご一緒した横浜市立大学の杉山先生のコーディネートで実現しました。
おもちゃ美術館が目指す「ヒューマンケアと福祉文化の創造」といったタイトルで1時間30分講演をさせていただきました。

多田千尋講演予定


林野庁&大学&おもちゃ美術館

2009-11-29 08:14:50 | 日記
先日、林野庁の方から木育推進を考えている埼玉大学とおもちゃ美術館との合同懇談会を開きたいといった依頼がきました。
埼玉大学教授の浅田先生が東京大学、埼玉大学や東京農工大、日大の院生や学生を引き連れ、おもちゃ美術館の見学及び懇談をしました。
なぜ、木なのか?木のおもちゃが子どもに与える影響は?話題はなどさまざまなテーマに及びました。
「食育」に比べ、まだまだ知名度が低い「木育」
「おもちゃの地産地消」を目指す東京おもちゃ美術館としても、木育推進の大きな力となれるよう頑張ってまいりたいと思います。

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NPOの経営学!

2009-11-29 08:00:21 | 日記
わが母校、明治大学の公開講座「NPOの経営学」の唯一の外部会場として毎回東京おもちゃ美術館が選ばれています。
私が、講師を務めて5回目。ミュージアム開館までの経緯や仕組み、ボランティアの運営管理、そして寄付金制度といったマネージメントと財務について詳しく解説する講座となります。
受講生はNPOの経営者やこれから作りたいと思っている方、会計士、行政書士など実務にかかわっている方など専門性は多彩です。
座長の副学長坂本先生も駆けつけていただき、明治大学の漫画ミュージアムと東京おもちゃ美術館の交流についてもご助言をいただきました。
講義をすることによって、おもちゃ美術館の弱いところも見えてきます。講師を勤めることも大きな学びだと思っています。

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子育てママが大集合!

2009-11-28 07:49:52 | 日記
横浜の有名な産婦人科が同病院で出産したママたちに呼びかけて、講演会&食事会を結婚式場で開催。
07年、08年出産のママたちを中心に200名が集まり、熱気ある会場で「赤ちゃんと遊び、そしておもちゃ」と題して講演してまいりました。
講演後にも熱心なまま力質問が続出し、「祖父母からたくさんおもちゃが届き家に溢れている、どうしたらよいか」「高価な木のおもちゃは、やはり買わなければいけないか」「自分の好みでおもちゃを買ってしまってもよいのか」など、実にさまざまなよろず相談となりました。
年に1回のリフレッシュ。ママたちは同窓会のようにとても楽しそうでした。

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熊本 アクティビティインストラクター誕生!

2009-11-28 07:34:16 | 日記
熊本で2回目のアクティビティインストラクター養成講座が開催されました。心の栄養失調になりがちな要介護のお年寄りや障がい者の方々に「遊び」「芸術」「スポーツ」の栄養補給をしていく専門家養成です。
この度の熊本会場では48名のインストラクターが誕生しました。
熊本を中心に、福岡、大分、宮崎からも駆けつけていただき、感激しております。
昨年に引き続き、このたびも実行委員長は、特別養護天寿園の施設長・米満さん、そして事務局長としては駆け回ってくださった清田さん。
「お母さんが赤ちゃんを抱っこしてやってくるような老人ホームを作りたい」と12年前にお聞きして感激して以来のお付き合いです。
初級のインストラクターの次は中級の「アクティビティディレクター」
私もより一層頑張ってまいります。

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倉敷の帆布!

2009-11-27 08:01:44 | 日記
使い続けるほどに味わいが出て、丈夫で長持ちな上、通気性もよく、汗も吸い取ってくれるという「倉敷帆布」。
この帆布が東京おもちゃ美術館や移動おもちゃ美術館「グッド・トイ・キャラバン」の数々のデザインを盛り立ててくれています。
倉敷市は、国産帆布の70%を生産しています。
なぜ、倉敷で帆布が盛んになった理由は、もともと倉敷は綿花の栽培が盛んだった上、糸を撚る技術があったことからなのです。
帆布は、江戸時代から多くの帆船に使われており、明治時代には、カバンや袋に使われていました。
「倉敷帆布」は、綿の糸を撚り、その糸で織った厚布のことで、天然素材だけで作られている優れものです。
おもちゃ美術館は「倉敷帆布」のお世話になっています。

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九州新幹線「つばめ」!

2009-11-27 07:35:03 | 日記
鹿児島中央駅から新幹線「つばめ」に乗り換えて熊本に向かいました。全車両グリーン車ではないかと思わせるようなクオリティの高いデザインで知られる「つばめ」
この車両のトータルデザイナーが、水戸岡鋭治氏。木質感を斬新に、そして温かみを持って見事に取り入れ、次々と地域の電車をよみがえらせる魔術師のようです。
実は、水戸岡氏が、おもちゃ美術館のマークや色、数々のデザインを作り上げてくださいました。新幹線とおもちゃ美術館、不思議なご縁です。

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桜島!

2009-11-27 07:18:31 | 日記
宮崎駅から鹿児島中央駅に特急「きりしま」で向かう途中、いきなり左手に桜島が出現します。大きな存在感です。私の住まいの近くに林文子記念館がありますが、彼女の本籍は、確か桜島だったと記憶しています。
そして、その付近に、大河ドラマ「篤姫」で有名なになった島津斉彬の功績をたたえるミュージアム「尚古集成館」を通過するのです。同館のリニューアル計画を総合プロデュースした鹿児島出身の砂田さんが、我が東京おもちゃ美術館を見事に作り上げました。そして、集成館の中庭にある復元された江戸時代の大砲の台座に取り組んだ大工・西村親子が、おもちゃ美術館の収蔵庫やおもちゃの森を含め多くの部分を作りました。
現地を旅しながら思うと如何に鹿児島のお世話になっているかがわかります。

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“石井十次”を目撃!

2009-11-26 22:44:15 | 日記
宮崎県延岡での講演会を終えて、特急「にちりん」で宮崎に向かう途中高鍋駅に停車。ふと、車窓から外を眺めると、石井十次の顕彰碑が目の前に飛び込んできました。
“石井十次”、孤児院の父といわれ、一時期は1200人の孤児を預かり、福祉の教科書に必ず出てくる人物です。「福祉文化」を追及する私にとって重要な人物で、10年ほど前に、ひ孫の児嶋先生を訪ねるところから興味の歴史が始まります。
3年ほど前に「石井のお父さんありがとう」という映画にもなり、大原美術館を作った大原家との交流など、福祉大河ドラマを思わせるような迫力あるヒストリーが展開されます。
ご関心をお持ちになった方は、是非石井十次の歴史を紐解いてみてください。

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キャラバン隊長、高松で全快!

2009-11-24 08:25:59 | 日記
移動おもちゃ美術館館長、別名「グッド・トイ・キャラバン」隊長の曽我部さんは、5年前におもちゃコンサルタントの資格を取得。本業はアートディレクターですが、シンガーソングライターでもあり、CDもたくさん出しています。
キャラバンは、おもちゃの展示、プレイに加えオンステージの三点セット。
この構成も曽我部さんの力量があってのもの。
今後、真っ赤な大きな木箱に「東京おもちゃ美術館」のコンテンツを詰め込んで、曽我部さんは北から南へと、全国各地におもちゃの旅に出かけます。
乞うご期待!

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