芸術教育研究所 東京おもちゃ美術館 多田千尋ブログ

芸術教育研究所所長・東京おもちゃ美術館館長・高齢者アクティビティ開発センター代表 多田千尋のブログです。

被災地「木育おもちゃセット」 仕分け作業を6月4日に!

2011-04-30 15:11:31 | 日記
4月24日の仕分け作業で作った100セットのおもちゃセットは、一関と盛岡をベースキャンプにして、宮古、野田村、陸前高田、気仙沼、岩沼などに訪問寄贈し、瞬く間になくなろうとしています。
そこで、第2弾として、6月4日(土)の午前10時より東京おもちゃ美術館で、ボランティア100人を大募集し、100セットの仕分け作業をする予定です。
今度は積み木を中心とした「木育おもちゃセット」です。
同じく100セット作ります。
パルシステムの全面的な協力も得られ、続々と積み木が集まってます。
皆さんのお力が必要です!!

被災地へ、本日出発!

2011-04-27 07:44:32 | 日記
東京おもちゃ美術館の被災地向け「遊び支援隊」
4月7日の先発隊に続き、ようやく、正式な第一陣を出発させることが出来ます。
隊長は、我がNPO法人日本グッド・トイ委員会の理事でもあり、演劇、和太鼓などの表現者として全国で活躍中の多田純也。
副隊長は、移動おもちゃ美術館「グッド・トイキャラバン」のチーフディレクターの曽我部晃。シンガーソングライターとしても活躍中です。
そしてアシスタントとして、NPO法人・法人事業部の山田心、そして、東京おもちゃ美術館のディレクター四方田希実。新卒3年目の若手です。
今晩、一関に宿泊し、28日に陸前高田、29日には気仙沼を訪問し、保育園、中学校、お寺の避難所を計7ヵ所訪ねます。

「被災地支援」 120人のボランティア大作業会

2011-04-26 08:54:47 | 日記
24日の日曜日に、被災地支援版「おもちゃの広場」セットのボランティア大作業会を開催しました。ご参加いただいた方々、本当に、おつかれさまでした。

たたみ2畳分のカラフルなデザイン床材を含め、おもちゃ50個が詰め込まれた「おもちゃの広場」ボックス2箱が被災地に向けて訪問寄贈します。

晴天に恵まれ、学生50人、高校生10人、中学生3人、小学生3人といった若手も含め、100人以上の方々が集まり、素晴らしい一日となりました。
おかげさまで、大変助かりました。

25日、運送会社がやってきて、まずは“ベースキャンプ”となる一関と盛岡に向け、荷物を送ります。

■今後の寄贈の予定
4月27日 東京⇒野田村【緊急直送】
4月27日 東京⇒岩沼市【岩手支部の訪問寄贈】
4月28日 一関⇒陸前高田市【本部・遊び支援隊の訪問寄贈】
4月29日 一関⇒気仙沼市【本部。遊び支援隊の訪問寄贈】
5月11日 盛岡⇒宮古市【本部遊び支援隊の訪問寄贈】



被災地にDVD遊びのアイデア集

2011-04-11 23:38:34 | 日記
4月9日の土曜日。
気仙沼・階上中学校 旧本吉町地域では最大の避難所。この日が避難所内に設けられた学童保育の最後の日。
その運営を任されてきた保育士に「遊びのレシピ」DVDを渡しました。
東京おもちゃ美術館のおもちゃコンサルタント、おもちゃ学芸員、それに私が所長を務める芸術教育研究所の所員が総出演
。制作は全てベネッセコーポレーションのチャイルド・リサーチセンターが全面協力してくれました。
2,000枚が被災地に配布される予定です。

被災地で獅子舞

2011-04-11 23:35:08 | 日記
4月8日の金曜日。
陸前高田・松峯公民館 青空「おもちゃの広場」の実施。地域の中にある小さな避難所。おもちゃコンサルタントの多田純也さんの獅子舞を見て、思わず身を乗り出す子どもたち。高校生とも語り合いました。


陸前高田で遊び支援隊

2011-04-11 23:31:59 | 日記
4月8日の金曜日。
陸前高田・第一中学校。
テレビでもよく登場する大規模避難所。疲れきった母親が横になる中での設営。いったんは開催を見合わせようと思いましたが、「是非やってください。午前中に片づけをしていましたから」といわれ予定通りにスタート。
真中にいるRさん(小学校5年生)が、お皿に描いた絵に「世界 笑顔」とメッセージを綴っていたのが印象的でした。
目頭が熱くなりました。


被災地支援の開始です

2011-04-11 23:29:14 | 日記
4月7日の木曜日。仙台に立ち寄って、宮城支部とのミーティング。
仙台で被災地支援を行っているNPO事務所で、宮城支部メンバーも交えミーティング。今後の活動に向けて、「移動児童館」、「個別のおもちゃ支援」等、さまざまなアイディアが生まれました。


気仙沼の被災地 仙翁寺での「おもちゃの広場」

2011-04-11 23:02:47 | 日記
500年を超える歴史を持つ仙翁寺。
そこに行政に頼らない300人ほどの避難所があり、近くの大谷地区の住民が身を寄せます。210世帯の半分が津波で家を流され、2ヶ月の赤ちゃんから91歳の高齢者まで。水は本道裏の湧き水、境内には3つのかまどがあります。
4月9日の午前、東京おもちゃ美術館の「遊び支援隊」が到着し、総勢40名ほどの子どもたちにおもちゃの広場を開設しました。

久しぶりに顔を合わせて懐かしむ子どもたち。子供の遊びに誘発され、綾取りにいそしむおじいちゃん。「お手玉には巾着だ」といって、あっという間に巾着を私たちの目の前で仕上げてしまったおばあちゃん。子どものために背の丈を超える積み木の大作を仕上げたお父さん。

「子どもたちの遊びや笑顔は大人たちを元気にします」
そのような声を多くの方が遊び支援隊に寄せてくださいました。
大人は、自分のためには頑張り続けられませんが、子どもや孫のためであれば力は倍増します。
これから長期的に続く街の復興。そのためには大人の元気がどうしても必要なはずです。
私たちは、これからも継続的に、子どもの遊び支援を続けてまいります。

陸前高田で遊び支援隊

2011-04-08 20:22:31 | 日記
フランス製の積み木「カプラ」で遊ぶ男の子が、「流されない丈夫な家をつくるんだ!」といって、土台をしっかり作って、高床式にしていました。
目頭が熱くなった瞬間です。

今、国内外のおもちゃメーカー、全国のおもちゃ職人、作家の協力を得て、「おもちゃの広場セット」を持って、陸前高田にきています。
午前は、野戦病院のような避難所の中学校、午後は津波被害で目を覆いたくなるような現場からすぐ近くの公民館。
最後は、近くの公園で青空広場。

昨夜の余震はさすがにびっくりしました。
これは覚悟を決めなければとも思いました。
停電の中での朝食を済ませ、陸前高田へ出発。本日の夜8時にようやく電気が復旧しました。 明日は気仙沼です。

TBSのNEWS23クロスの膳場アナウンサーも駆けつけてくれます。