心は、青春!

「青春とは、人生の青年期ではなく、向上心を持ち努力を続ける心の在り方!」と言うサムエル・ウルマンの詩に感銘を受け命名。

介護とは・・・・!?-01

2008-01-03 08:35:12 | Weblog
母と同居を始めて4回目の朝を迎えた。

自分の時間は、あまり無くなり、手間と気ぜわしさが残る。
母は、自分で食事をすることが出来て、トイレも着替えも一人で出来る。風呂も回数は少ないがおそるおそる入ることも出来る。

足下がおぼつかず、動きたがらない事が気にはなる。
薬を2週間分貰ってきているが、毎食後と寝る前に飲むように指示がある。一昨日昼食後「薬を飲んでね!」と水を持って行くと、「もう飲んだ!」
家内とアイコンタクトするが、私の方が合っているようだ。

そんなことから始めるのが介護という仕事なのかと一計を案じた。
剥がしたカレンダーの裏側に、縦に日付、横に朝・昼・晩・夜と書き込み薬の表示の位置に紙テープで、52袋を貼り付けた。
母のお気に入りの場所から見えて、座ったままでは手が届かない場所へ一覧表を貼り付けた。

その後、食後は必ず自分で意識してくれているようで飲み忘れは無い。

(自分の母親にこんな事をしなければいけないのかというやりきれなさと空しさを感じる。殆どの多くの方達はこんな事は簡単に乗り越えておられるだろうに、自分の勇気と気力の無さに情けない)

その後、水を飲んだコップ(取っ手つきのプラスティック製)を洗うという母が、台所の流し迄、膝に手を当てながら歩いてきた。

浄水器のレバーを押して、「水が出ない!」と私の顔を見る。
実家の水道は、力の少ない母に合わせて、レバーで開閉が出来るように改造してあるのだがそれと勘違いして居るのだろうと感じた。
 「此処を廻して、出したり、止めたりするんだよ」と蛇口を示した。

おぼつかない手つきでコップを洗い、浄水器のレバーを上げたり、下ろしたりしている。「止まらない!」とも言った。
「こちらだよ」と、蛇口を私が廻し水を止めた。


こんな現実を多くの先達は乗り越えて、愛情を持って介護をされているのかと巨大な壁と果てしない道のりを思い、不安と絶望感にさいなまれている自分。

家内は、「男の人にとっては、大変なショックらしいよね?!」と言っている。冷静に、優しく対応できる家内に感謝する。


先の長い、自分との戦いがこれから始まる! 正月3日の朝・・・・。



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