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心は、青春!

「青春とは、人生の青年期ではなく、向上心を持ち努力を続ける心の在り方!」と言うサムエル・ウルマンの詩に感銘を受け命名。

全ての基は、原材料!

2007-05-23 06:04:19 | オーディオ
一流カメラマンによる、一流カメラを使った、一流の写真。
と言うようなタイトルで写真の心得を学んできた。

最近になって、あらためて凄い言葉だなーっ!と感心している。
美味しい料理は、非常に優れた材料が必要と言われている。当然コックさんも凄腕
が必要!!

趣味として長年嗜んでいる”音”についても同じ事が言える。
和紙で造られたスピーカー、粘土を吹き付けたかのようなスピーカー、マグネットやボイスコイルという素材についても大いに音質に影響を与えると思われるが、振動板そのものの材質がかなりの比率で音質を支えている。

良い素材で、素直な音の出るスピーカーが一番である。ネットワークを通すことに因る音の汚れは耐えられないと感じる今日この頃である。
(最近発売された100万円超の一部製品は別格として・・・。)

シングルコーンフルレンジか、或いはマルチアンプかが基本であろう。

そう言えばシンプルの極地とも思えるボリューム”AAV”は、アキュフェーズ社独壇場と思うが、これの音質は素晴らしく良い!
小音量時にも、音痩せがしない、大きくしてもヒステリックにならない、鮮度が保たれさわやか等が、大きな特長と感じている。
暫くすると、C2410が発売されるようであるが、私は今暫くC2400を使うつもりである。

機会を見つけ、可変抵抗器のない音質を体験いただきたい。

FE208-ESの行方

2007-05-13 07:50:11 | オーディオ
新しいユニットを2時間ほど聴いた。

もう、FE208-ESへ戻ることはないだろうと、AVシステムのメインスピーカーユニットと交換した。このシステムは、FE208-SSが余ったため、AV用として共鳴管というものを作ってみた試作品。
(スピーカー下部の折り返し部分の設定に勘違いがあり、低域が丸で出ないのが現状。)トーンコントロールを使っても、調整がやはり出来なかった。このくらい、低域不足(-15db)だと、スーパーウーファーとのつながりにも問題がある。現在は、パイオニアS-A77TBを多く使用しているが、もう暫く工夫をしてみよう考えている。

そのうち、不使用となったSSと共に、208ESもオークションに出せるよう、勉強してみようと思っている日曜日の朝。

モニターの後ろ側の空は、霞がかかり富士の姿はない。昨日は、くっきり、すっきり見えたのに・・・・・・。

FE-208ES-R取り付け完了!聴きました!!

2007-05-13 07:23:58 | オーディオ
届いたスピーカーFE208ES-Rを使用中のユニットFE208-ESと入れ替え、試聴した。

208ES-Rの方が、少し金属っぽい音がするような気もしたが、むしろ今までのユニットが紙臭く感じている。低域は軽く、弾ける様に出る感じだが、漂うような超低域はESの方が出ていた気がする。
一番変わったと感じたところは、ボーカルの声が落ち着いた。楽器と唄う人との距離感が明快に感じられた。
エージング無しで、既に前作を上回っている。(見た目は、評価が分かれるところだが、価格は大幅に上回っている。)

問題もあった、今まで使用していたフォステクスT-500Aとは音質が合わない気がする。ツイーターはT-90AとT-90HGold?,コーラル104等があるが、T-90Aが一番合いそうだったので交換した。しっとり感が出てきて、好みに合う組み合わせとなった。

暫く聞き込んで、楽しみます!!

FE208ES-Rが届いた!

2007-05-11 05:32:18 | オーディオ
発売後ほぼ一ヶ月、我が家に待望のFE208ES-Rが届いた。
箱には、昭島市から山形、そして日野市へと長旅の証明が捺印されている。

早速箱から出して、記念写真を撮る。
長岡氏が亡くなられたのを祈念して、設計したD-58.1BHと使用中のFE-208ESとで撮影した。

新製品は何となく冷たい感じがするが、アルニコマグネットは、JBL以来で久しぶりのユニットである。見た目の印象は、現用のFE208ESの圧勝ではないかと感じている。

早く、取り替えて、音出しをしてみたい、と年甲斐もなく緊張気味である。

フォステクスFE208ES-R入手できず!!

2007-04-13 06:00:58 | オーディオ
一寸前になるが、フォステクスというフォスターの子会社から新しいスピーカーユニットの発売予約があった。
フォステクスのスピーカーユニットは、今は亡き長岡鉄男氏と情報交換をしながら比類無いユニットを数多く世に送り出している老舗である。
私の部屋は、FE-203シグマの時代から30年以上に渡ってフォステクスのスピーカーユニットがメインシステムとして鎮座している。現在は、FE-208ESと言うシステムを使用中で、今回発売されるユニットを大いに楽しみにしていた。

事前に申込先を確認したところ、フォステクスとの表記があり、メールアドレスに登録があった。当日家内に頼んで、電波時計の時間を見ながら受付時間にメールを送ってもらった。
しかし待てど暮らせど、受注確認のメールが来ない。

実は私の送信したメールアドレスでは受付はしておらず、他のアドレスだった。
同じ会社の中なのだから受付扱いにして欲しいとメールしたが、断られた!!

と言うわけで、自分の不注意で折角のチャンスを逃してしまった。近い将来なんとしても入手、聞いてみたいものと、未だに諦められないで悶々としている。

見た目は余り気に入らない顔だが、音は良いのではないか!!
(死んだ子供の年を数えるかのような気持ちである)

春日二郎さんが亡くなられた。

2007-02-18 06:28:23 | オーディオ
オーディオ会の宣教師とも感じてきた春日二郎様が1月中旬なくなられた、との記事を読んだ。
いつの日かはと思ってはいたが、その日が来ると、驚き、気が沈む。
御年89歳での逝去と聞けば、有り難うございましたと手を合わせるしか無いのかも知れない。

私が春日さんのお名前を知ったのは、トリオ、パイオニア、サンスイの3オーディオメーカーが覇を競い合う昭和40年代だった。トリオは春日3兄弟というのが有名で、我々団塊の世代はこの3社のアンプやスピーカーから醸し出される文化に明日を見ていた気がする。
翻って、その後、海外輸出のためのブランド名ケンウッドを社名として使われたこと、経営方針を巡って社内での対立から創業者であられるにもかかわらず退社。

暫く経ってから、ケンソニックブランドとC200+P300+T100を携えて驚きの復活をされた。このことに至るまでの信念、人望、経営力等々感嘆の一言でしか表現のしようがない。しかし当時は、余りにも高価で手よりため息が出ていた。

その後、正確な位相と言う言葉を繋いだ造語のアキュフェーズ社へと社名を変えられた。日本にはなかった趣味としての、あこがれとしてのブランドを定年を過ぎた頃から育まれた宣教師であった。

チューナーのコイルにその原点を感じさせられたが、CDやスーパーオーディオへの啓蒙も中心的お役目で、揺らぎ無きその行動力に大いに共鳴をさせていただいた。

そんな中、現在アキュフェーズ社のC2400+AD2800、P7000+DP67をオーディオシステムの中核として使わせた頂いている。

春日様の出された”オーディオ 匠のこころを求めて”と”オーディオ昨日今日明日”は、私の生きる上での大きな指針として存在している。
(これらの本の内、匠のこころを求めては、勤務先で見せたところ、何とか入手したいとせがまれ、ご担当者様には大変ご迷惑をおかけした。)

直接お会いしたこともないまま、今生の別れとなったが、このような方が日本の文化を、生き方を作られたのだとあらためて感じ入っています。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 合掌。

良い音とは!?

2007-01-16 22:31:27 | オーディオ
良い音とはなんぞや?良い音と好きな音は違う!等と色々と言う人がいる。そして最後は、自分の音が一番良い音である。殆どの人がこのように締めくくるのがオーディオの世界では普通であろう。

どうしてだろう??

好きな音と良い音の区分けがついていないというわけでは無さそうではある。自分の人生だからどうでも良い気もするが、ある程度の裏付けは必要であると思う。

これが無いままに、主観を押しつけられるから回りがいやになり、本人も成長できないのではないか?謙虚さを持たなければ、良い音は出せないし、良い写真は撮れないと思う。

ちなみに私の好きな音は、人の声がキチンと出ること。特にアナウンサーの男性と女性の声が自然に聞こえることが前提である。電話は、300Hzから3kHz位しか伝えられないが友人の声を聞き違うことは無い。つまりこの部分にクロスオーバーを持つスピーカーは大きな弱点を持つことになる。ドレミファソラシドの間にコーンウーファーからチタンやベリリューム振動板への受け渡しは厳しいのではないかと思う。 ピアノの音が途中から、紙からベリリュームへと引き継がれると違和感が出てくるのではないかと感じてしまう。

再生音であるからどの部分を重要視するかと言うことは、評価の分かれ道になる。
私は人の声を特に重要視している。メイン機種は、20cmフルレンジのバックロードホーンである。気に入っていて、好きである。

つまり自分も、一人のオーディオ愛好家と言うことだろう!?!?

デノンDVD-3930が届いた!

2006-12-23 23:24:14 | オーディオ
衝動と義理で買ったユニバーサルプレイヤーが届いた。デノンのDVD-3930である。
早速取り出して、音楽CDを聞いてみた。

 最初は、先日入手したパイオニアS-A77TBにフォステクスFW-208N×2スーパーウーファーを加えたAV用システムで試聴。比較したプレイヤーはパイオニアDV-578A。アンプはデノンPMA-2000ⅢR+マランツSM-6100AVer2。
 音が出た瞬間、立体感のある音の粒子が飛び交い、身体が揺れ動くほどのリズム感を感じた。次々とCDを代えて1時間半ほど聞いたが、音が一層清楚な感じに変わっていった。ある雑誌の評価で多くの評論家が絶賛に近い評価をしていたこともあり、衝動買いしたが、良かった!!

それなら!とオーディオ用セットに繋ぎ聞いた。アキュフェーズC-2400+P7000+DP67の組み合わせに20cmフルレンジFE-208ESを自作BHにセット、サラウンド用としてFE-108EΣ×2を加えたお気に入りのセットの中へ組み入れてみた。
自分の中で非常に評価の高かったアキュフェーズDP-67に近いランクの音がした気がする。小さい音の柔らかさとか消え入るような静けさなどはアキュフェーズかな!?と思うが、強弱のアクセントや張り出し感はデノンの方がある感じがした。

すごい! 音の粒子が見える感じがデノンらしいと感じている。

今日は遅いので、明日はいよいよビデオ信号を入れて、DVD鑑賞を試みます。画像もはっきりと違うのかな? 違って欲しい!!
楽しみである!!

オーディオ大賞について

2006-12-10 21:44:41 | オーディオ
年末になると、○○大賞という優秀商品に対する表彰(?)が行われる。

今年が最後になるとも言われているレコード大賞、車に贈られるカーオブザイヤー、等代表的と思う。趣味の世界ではあるがオーディオにもそれに近いものがある。
しかし近年のオーディオの下火のせいか、オーディオ製品では解せないことがある。

我々一般ユーザーは全く知らない製品が金賞や銀賞を貰うことである。

カタカナ4文字の雑誌では、12月中旬の発売製品が、11月末に発売される雑誌で賞を貰っている。採点欄を見ると10人ほどの評論家が見ても聞いていない人がかなりいる。

長年楽しみにして、この評価をある程度の尺度として購入基準としてきたが、特に2006年12月号はひどい。オーディオ業界のカリスマが没してから6年が過ぎた。現状を見て嘆かれては居ないだろうか?

評論家は自身の評論記事に、絶対の自信を持っているのか?

後日、問い直されても確信を持って同じ答えが出来るか?

どちらとも取れるような曖昧な表現で、読者を迷わせるだけの文章を書いているのではないか?

五味康祐氏は、自分の耳と文章に命の息吹を感じさせてくれた。高城重美氏は、音楽と音に数式を持ち込んだの如く明快な理論と実行力、表現力に感嘆するしかなかった。
余りにもサラリーマン化した今月の評論家たち、近い将来は雑誌そのものが廃刊に追い込まれれかねない無責任な記事を出したのではないかと感じる。個人的には非常に評価し尊敬すらしているI氏とK氏くらいは色々と本当に試聴され、思想もあると感じている。
数名を除いた只の記事書きさんにはそろそろご遠慮委頂く時期ではないかと思う一冊でした。

しかし、この雑誌のおかげで某社の3930とか型番の付いたユニバーサルプレイヤーをAVルームの主役に据えようと発注してしまった。

写真と構成は見やすくて、良い。
特に表紙は写真良し、レイアウト良し!とつい買ってしまう・・・。

愛用しているオーディオメインシステムのメーカーアキュフェーズ社から賀状が届いた。残念ながら上記雑誌に金賞や銀賞を授与されたことの記述はなかった。
カタカナ4文字の雑誌を発売されている○○の友社は猛省されるべきではないかと勝手に思っている。(この項2007年1月4日追記)

久しぶりに市販スピーカーを買った・・・。

2006-11-15 20:48:39 | オーディオ
遊びとしての購入は別として、一寸不安だったけどネットでスピーカーを買った。6年ほどの間に5セットのスピーカーを設計、組み立て使用しているが市販のバランスを確認したくて、クリックしてしまった。P社のS-A77TBと言う製品だが、大きくて重くて届く時間が遅れた。(箱から出して、セットすると現用のスピーカーより高さで60%位しかなく、重さも標準的と感じてセッティングした。)

出てきた音は30年前に聞いたP社の音と大差ない気がした。しかし、しばらく毎日鳴らしてどの位変わるのか試しています。
一番不満なのは、音が美ビットでないこと!出力音圧レベル89dbと言うのは、相当、音が重くなっていて現用のスピーカーと異なる気がしています。音の拡がり感が少なく、スピーカーの間にしか音像が定位しない気がします。穏やかに歌って居るはずの曲が、声を張り上げて歌っている感じに聞こえます。
低音も強弱と音程があまり感じられません。
オーディオ用としてでなく、AVのフロント用としてセット、自作のウーファーとセットして試聴しています。

最近作のダヴィンチコードで試聴しましたが、映画には良い!!印象です。
(しかし、ダヴィンチコード何ですか?ホラーサスペンス映画みたいで意味不明でした。キリストの云々などと言うレベル以前の問題と感じました)
映画は、音も絵も重要ですが、ストーリーがあっての映画ですね!!

マルチチャンネルの音、今昔

2006-09-03 20:12:59 | オーディオ
団塊の世代がリタイアする時期が来ました。我々の世代は、グループサウンドに酔いしれた時代と思いますが、趣味として考えるとこの頃の歌や音楽をゆったりと楽しみたいという気持ちが湧いてきたりします。最近では、アナログレコードや真空管のアンプ、はたまたマルチアンプなどへ興味を示される方が多くなってきている様です。
実は私はマルチチャンネルシステムに一度失敗しています。チャンネルデバーダーは当時人気のあったソニーTA-4300F、38cmウーファーと1インチスロートチタンドライバー、チタンツィーターで組みましたが、バロックは良し、しかし声は駄目と感じました。特に男の人声がヘンチクリンに感じ、売りに出しました。
そのとき感じたのは、いくら18db/octでカットしても音はカットした領域からも影響があることとウーファーの高域は特に切れないことです。ある方が仰っていましたが、電話の音でピアノの音を聞き演奏に指示を出され事があるらしい。つまり、電話の音は、せいぜい300~3000Hzですが、ここが音の基本領域であると言って間違いない。つまりこの領域で300グラムもあるウーファーと1グラムあるかないかのスコーカーの音がつながるわけはないと思いました。

今日では、色々な方がマルチアンプ、マルチスピーカーを完成されていますが、この部分を解決するために大きなホーンを使われることと4ウエイのチャンネル数で成功されているように思います。(TADを除く)
今後チャレンジするときには、この部分を重要視して、多くの先輩の音を聞かせて貰い、苦労を聞かせていただいた上でくみ上げようと決心しています。

これからますます真剣に検討検証を重ね、自己満足できるシステムと構築したい。

ゴトーユニットの音!?

2006-09-02 21:21:54 | オーディオ
ゴトーユニットってガレージメーカーに近い規模ではあるが、最上のスピーカーを造られている会社がある。私が、若い頃新宿にビザールと言うジャズ喫茶があった。そこで、耳にしたのが最初。約10年後マルチアンプを目指し、試聴室を回った。西新宿にあった山水の試聴室、YL、西麻布にあったオンケン等々。当時巣鴨方面にローヤルオーディオと言う所でゴトーユニットが聞けたはずだが行くことが叶わなかった。その後、JBL、オンケンと代わり、今はフォステクスのフルレンジ!

昨年、友人に連れられて、故高城邸を訪問、ゴトーユニットの最高峰を耳にすることが出来た。後藤さんにお会いすることも出来、うれしくもあり、大変緊張した。友人宅でもゴトーユニットを組み込んだ4ウエイを聞かせて貰っている。アキュフェーズ春日様もゴトーユニットを主として使われている。
最近気になる音がする。
ちなみに友人宅の音は、久しく鳴っていなかった高城邸より美ビットな音を奏でていた気がする。 身びいきだろうか?

どんな音? 
演奏家の奏でた音を鳴らそうとしている気がします。うるさい音や耳障りな音は出てこない。日本の紳士の音か、淑女の音ではないかと感じています。いつの日か・・・・・と頭の片隅に仕舞って、お終い。

スピーカーの材質

2006-06-06 23:40:16 | オーディオ
フォステクスより、マグネシウムスピーカーの発売案内が届いていた。口径は小さいけれど6万円を超えるスピーカーってどんな音がするのだろう?
一度は聴いてみたい!

私は、以前38cmウーファーと2.5インチスロートのチタン振動板のホーンを使った時期がありました。しかし、狭い部屋にはウーファーとチタン振動板の解け合う距離が取れず、音が喧嘩をしてしまいました。我々庶民には庶民の理由があって小口径のスピーカーを使っているのですよ。
そのころから感じていることに、スピーカーの振動板は出来るだけ同一の種類に合わせる事が肝要だと信じるようになりました。現在もセンタードームなどのついたスピーカーは絶対に使いません。低音と高音の音が分離する気がするからです。特に叩く音の時に問題が出るように思います。
これからは、ゆとりが出来ればゴトーですがその際も低音のウーファーについては大いなる検証が必要と構えています。(殆ど無駄と思いますが・・・。)

叩いてもいやな響きのない材質が一番と感じています。
私は現在、すいたばかりのような状態の紙スピーカーが好きで、気に入っています。(マグネシウムも一寸気になります!?T-500A mk2)

ドトールのCD!?

2006-05-28 05:05:20 | オーディオ
ドトールのCDって、ご存じですか?
5月の26日からドトールの店頭で発売しているんですよ!Taro Hakase Selection Coffee Breakと言う名前が付けられています。創業者の鳥羽さんが会長になられてゆとりが出来たのか面白いアイディア!と飛びついて予約、当日買い求めました。葉加瀬太郎さんと言う、日本の奇才と感じている方が選曲、ご自身でも15曲の内半分以上を演奏されています。
 パソコンとオーディオ、車と聞いてみましたが・・・・・・。
音質は最近のCDとしては並、ややアップテンポでコーヒーブレイクにはせかされている感じがします。(ドトールだから早くでなければいけないのか?)
軽快感と言うより慌ただしさが漂います。個人的には、車の中で穏やかに聞かせて貰うのが一番ではないかと思っています。
 今後ドトールの店内でも一日2回流れるそうです。ドトール大好きな私ですが、曲を聴いて速く店を出ないように、コーヒーを味わってから退店するつもりです。

来ました!届きました!オーディオ昨日今日明日

2006-05-14 22:23:12 | オーディオ
 アキュフェーズ会長でいらっしゃる春日二郎様の近著、オーディオ昨日今日明日が届いたとの連絡があり、受け取りに行った。

 日本の、否 世界のオーディオ会の歴史を見てこられた氏の一言一言がうなずくしかない重みと落ち着きをもたらしてくれます。お人柄と言うしか無いのかも知れません。(氏のスピーカーに使われているユニットを創られている後藤様も人に対して、誰に対しても穏やかに語りかけてこられる人と感じました。)日本の宝というものがあるとすれば、まさにこのような人たちが宝というべきものと信じます。

 人を愚蔑したり、あざ笑ったりすることで番組を作り、放映するテレビ局やそれを取り巻くプロデューサー、タレントの方も是非自分の人としてのレベルを上げることを検証して欲しいものです。

私は現在、20cmシングルコーンをメインスピーカーとして使用しています。 が、以前マルチアンプをものにせんとアルテックの416-8A(Bではない!)とセルラホーンとチタンドライバー、チタンツィーターを使用したシステムをマルチアンプで使用した時期がありました。
 しかし、ドライバーを作られた方の家にあるのは室内楽とオーケストラばかりでした。これに気づかず買い求め、組み立てましたが、その前のJBL L-88p同様売りに出さざるを得ませんでした。音を作りすぎているという印象でしょうか!?チャンネルデバイダーやアンプの音色の問題など今考えると失敗するべく失敗したものと反省しています。

そのころ試聴会に行き、大砲やヘリコプターの音を聞かせられ呆れていたら、ボーカルを聞かせられ、その後、小さい音で聞いてくださいと言われたことに驚愕!! そう!!我々はそんなに大きな音で何時も聞ける訳じゃないんだ!!と妙に共感しました。蒸留水のような物足りない音色に惹かれたものでした。使用していたO社のツィーター1本の価格で、新しいシステムは完成しました。25年間使用して特に不満もなく過ごしましたが、ユニットもなくなり、自分の年齢も考慮して、新しいユニットが改良発売されたことと考案者が亡くなられた事とダブり、作り直しました。多分今暫くはこれに聞き惚れていることでしょう。(純粋オ-ディオ用)

ネットワークを通さない音というものは何か自然で、音場が左右、前後に拡がる気がします。又、スピーカーユニットの振動板の材質は特に重要で、これによりスピーカーの音質は50%以上決定されてしまうのではないか?エッジやダンパー等の重要とは思いますが、私には同じ材質のスピーカーを組み合わせる事が基本です。ピアノの音が、オクターブ下のドと440Hzのド、あるいは440Hzのドとオクターブ上のドが振動体の重量が3000倍も違うのに音が連続しにくいのは当然と思います。これで男の人の声やピアノがキチンと聞こえると言うことは難しいと思っています。大きい音で聞かせればごまかせる、のかもしれませんが家庭の中では一寸・・・。

しかし、映画音楽についてはそれららしく迫力ある音色が必要であろうと、サブウーファーとややはい上がりのフルレンジ、金属感の多少伴うツィーターをセット、サラウンドもAVアンプでなくマトリックスのみで対応しています。フロント2本で会話も特に問題なし。センタースピーカーの必要性については否定的な気持ちです。つまり、オーディオ用とAV用は別システムで使用しています。

近い将来、環境が許せば、純粋オーディオは是非マルチアンプに再挑戦したいものです。JBL 2350ラジアルホーンを必ず使いたい。と心静かに、淡々と・・・。

皆様も、このオーディア昨日今日明日 文芸社より発売されております。ご一読下さい。1470円でした。