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心は、青春!

「青春とは、人生の青年期ではなく、向上心を持ち努力を続ける心の在り方!」と言うサムエル・ウルマンの詩に感銘を受け命名。

五味康祐氏と西方の音

2009-06-21 19:46:06 | オーディオ
少し前に出ていた雑誌(オーディオベーシック51号)をめくっていて、飛び込んできた記事。

日本のオーディオ界の一方の先駆者であられた、「五味康祐氏」没後30年になると言う。
以前テレビで、五味氏のお嬢様だったかと思うが生前と同じように手入れをされているという紹介があった。

今回は管理する練馬区役所が主催するコンサートが開催されたとのこと。

(記事をコピー、転用させて頂きました。)



       懐かしく読ませて頂いたが、家にも本が・・・・・・、と探し出したのはこれ!
       

西洋の音楽を拝聴するには、それなりの身だしなみが必要とばかり、タンノイのオートグラフを愛用されていた。
レコード評など読ませて頂くと、曲の成り立ちから時代的な背景まで見事に看破あされ、人生観溢れる評が多かったように感じている。


これだけの有識者でありながら、音となるとまるで子供、時には、「ガキ」とも思えるやり取りをされていた記憶がある。


        そのもう一方の先駆者で、やり取りのお相手は、高城重美氏(当て字で失礼)。
        
原音再生が高城氏の目標。

高城氏のシステムは、亡くなられてからではあるが、後藤様親子の調整された状態で聞かせて頂いたことがあります。
(今は、システムが売却され、胡散霧消して入るとの噂。)残念です。


鬼籍でもやり取りが続いているのであろうと推察。

目標と生き様を明確にさらけ出されたお二人が今居られたら・・・・。

お金を出して高いものを買えば、音が良いという評論家を駆逐して頂けるかも知れない・・・・・・。


私の青春の想い出の一冊ずつです。


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A627 D188 と A653 C1161 、そしてA566が出てきた。

2009-04-30 05:38:49 | オーディオ
かなり昔、オーディオのアンプを作っていた時期があります。
1975年頃から始めて、85年頃までが懸命だったような記憶があります・・・?

今日、古いデータ(父の遺影)を探していて、引き出しで見付けたのはこんなもの。

これは、FETを使用した定電圧電源+-35V用。


こちらは、トランジスタを使った定電圧電源。プリアンプ用だったかチャンネルデバイダー用だったか不明確?!

+-24.7Vと低めの電圧は、CR型EQの名残りか?? ヘッドアンプ用だったか??


そして、透明のガラス瓶に入っていたのはこちらのトランジスター。

当時、通販でも手に入りづらくなっていたはずだが・・・・・・。

本当の初期のトランジスターなので、今の時代どうなのかは不明・・・・。

無職となったら是非とも活用したいと再びしまい込んでおきます。


そして、押し入れの下の方には現在不使用のAll-FET CR-EQ搭載のプリアンプが埃をかぶっています。

今さら使用は無理と思いますが、捨てるに捨てられなくて・・・・・・。

片付けものを始めると、あちこちに目が行き、片付かないうちに時間切れになるオヤジであります。

連休まで、あと3日間頑張りるぞー!


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アマチュアとプロは違うか?

2009-01-16 06:14:14 | オーディオ
色々な分野でアマチュアとプロが混在する世界があります。

写真家、ゴルフ、オーディオ界等にはそんなイメージの人が居る。

私の知っている中で、マチュアオーディオの神様(?)として、高城重美氏が思い浮かぶ。後藤精哉氏と共にゴトーユニット+ストレートホーンを完成された御仁。既に他界されているが、良い音をどこまでも追究するひたむきな姿勢は、多くの人の心の中に生きずいている。(と思う)

連休に捜し物ををしていて、その大巨人様からの葉書が見つかったのです。
(往復葉書の返信
何かしらの応募をしただけなのかも知れないのだが思い出せない。

<

私が高城様から学んだことは、「プロはアマチュアに勝てない!」と言うことです。 高城さんは、採算というものが必要が無く、四六時中音質向上だけを考えていられる環境を奥様に創っていただいていたこと。(これが大きい!!)
数年前、亡くなられた後ではあったが、後藤様とご子息、奥様の居られる中ご自宅でコンクリートホーンを含む、オールホーンサウンドを聴かせて頂いた。
(プロには出来ないシステムだと驚きを新にした)
その後ご家庭の事情で、そのシステムは散りじりになったという噂を聞いた。
アマチュアはプロ以上という見本と感じている人です。


最近では、アマチュアとプロの境目が不明確で、曖昧になりつつあります。

プロが凄いのは、ゴルフ、野球、そして相撲。 カメラマンも対象を追い続けていられるのはアマチュアであります。この意味でプロに勝ち目はありません。


一寸仕事に負けている状態で、文章不明朗な点、お詫びします。
言い訳だ通用するのはアマチュアの権利か??


最低気温は0度との表示、部屋の中は6度しかない

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FE138ES-Rの箱を創る(つもりが・・・)-01

2008-12-28 19:18:07 | オーディオ
12月28日からは、正月休み。

例年と違うのは、田舎へ帰る必要がないこと。(母がこちらにいます!)

そんなわけで、年内に昨年からの繰り越しを片付けようとスピーカーボックス作製の計画をした。
賀状の追加プリントを終えて、朝からスピーカーの箱の寸法出しをした。

フォステクスの13cmフルレンジスピーカー。(アルニコマグネットとコーン紙の材質と形、更にはセンターに輝くマグネシウムドームが特徴)

後ろから見ると、


全体の感じはこんな形。
     

このユニットを、見よう見まねで勝手に、安価に出来るよう図面を引いた。

高さ1820ミリ、幅190ミリ、奥行きは248ミリと市販にはない巨大だが、設置面積を取れない自家用のため、苦肉の設計。

図面を握りしめ、いつものラーメン屋さんで早めの昼食。
(11時過ぎだったが、6人待ちの状態)前の○○○電気を見つめて15分ほど待った。



 東急ハンズの地元バージョンとも言える「○○アートマン」へ行った。

三六の科合板、3枚はあるという。 図面を出してカットのお願いをしている内に、これは出来ません。こちらも出来ませんとの返答。
スピーカーの取り付け穴が空けられないとの返答に、しばし呆然・・・・・。
職人さんが居なくなり、機械も無くなったとの説明
(久し振りに、ホールソーで穴を開けて、この部分はてびきで700ミリほど切ろうか?!?!)

しかし、スピーカーバッフルを珍しく2枚重ねにしてしまい、穴の大きさを微妙に変えていることと、少し段差をつけて回析現象を抑える気持ちがあり、精度が重要。

結局、○○アートマンでは買わないで帰宅することにした。



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久し振りの、井上陽水さんCD「ベスト・バラード」

2008-12-19 23:07:22 | オーディオ
先日新聞を見ていたら、一ページ全面を使い「井上陽水」さんのCDの案内が・・・・。
    

新聞の下の方に、”欲しい!”と、書いておいたところ・・・・・。


やったーっ!


「少し早いけど、クリスマスプレゼント!」と、買って貰えました


好き嫌いが有りそうな陽水さんですが、私は、「氷の世界」「センチメンタル」の330cmLPを新譜で買い求めた世代。
懐かしさを求め、一寸楽しませて貰います。


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iPod nanoの音が変わった!!

2008-11-20 05:54:48 | オーディオ
一月ほど前に買い求めたiPod nanoを通勤時、歩いているときに限って利用している。

一昨日の朝、利用しようとポケットから取りだすと動かない!?!?
(昨晩、電源を切り忘れたようだ、多分)

仕事が一段落して、社内で充電できないかと部内で声をかけると、100Vから充電可能なケーブルを持っている人が居た。 これを借りて充電をした。
2時間以上要して、充電完了の表示が出た

確認のため音を聴くと「??????」  全く音が違う!!
何でこんな低音の量感が出てきたんだろう!?!?弾けるようなダンピングの効いた音は、今まで聴いたことのない高音質!! 高音の質感も気のせいかつややかに聞こえる。すごいぞ!!

パソコンの「USBからの充電」との余りの音の違いにびっくり!!
(家庭のオーディオと同じと言えば同じだが、充電してしまえば同じ気もするが・・・。 フル充電されていなかったのかも知れない)


早速、会社の帰り、量販店へ立ちより電源ケーブルを買って帰る。


早速繋いでテストすると、現在フル充電に付き、これ以上は充電できなかった。
        


オーディオの時には、コンセントの種類からプラグ、ケーブルの太さ・素材まで吟味してきたのに、小さなiPod nanoには、いい加減な気持で相対していた自分の無知を恥じる
そして、思い違いや勘違いでないことを祈る20日の朝


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11月2日、初めての「安曇野」訪問!

2008-11-03 21:28:17 | オーディオ
これは、途中「みどり湖SA」駐車場脇の木で見つけた実。


「安曇野」は、とても響きの良い地名で、清流と静寂な空気を思わせる雰囲気に、大層憧れていた。

今回、母の誕生日祝いに、乗鞍高原へ出掛ける途中、少し時間を貰い立ち寄ることにした。色々と下調べをしたり、人伝に仕入れた情報を参考に組み立てた。

中央高速の諏訪ICから、長野道豊科ICまでの道程である。



最初は、「安曇野スタイル2008」に、協賛参加されているfeastrexスピーカーと名人の作られた真空管式アンプの組み合わせで音を聴かせていただける「安曇野の響き」コーナーへ向かった。

        

パンフレットの中程に案内記事が掲載されていた。


建物の前庭にはブロンズ像が置かれて、品格を高めている(多分)
       

試聴した印象は、マニアの世界としか言えないビンテージサウンド!
芳醇と言えば芳醇! 熟れすぎて酸っぱくなるくらいが良いと言われればそうなのかも知れないが・・・・、!?!?
正しいという判断と、好き嫌いという判断が入り混じる世界だけに評価は微妙であると感じた。

外に出ると、強い西日を浴びてバラが咲いていた。

庭には紅葉の始まった木々が青空と絶妙のコントラストを見せている。


音の世界は、古くは五味康祐氏と高城重美氏の批判合戦が記憶にある。
趣味の世界なので、誰が何を好きになるかは全くの自由ではあるが、感性の世界だけで検証されていては、世間に受け入れられる可能性を狭めているように考える。

音は、色や味と同じく感性の世界ではある。
しかし、それぞれの世界には無視することの出来ない取り決めがある。
色で言えば、通常の印刷物で再現される再現幅は、256の4乗を越えることはあり得ない。カラー写真のデジタルプリントは1677万色以上を再現することは出来ない。
そんな限界の中からとりだした色は精緻を極め、限界を突き抜けたかのような印象を与える事もある。
それは、基本的な要素を必ず持ち合わせている。

音の世界でも、周波数特性やレスポンス、立ち上がり特性など今日では徹底的に調べ上げられている。基本的にその部分が後回しにされている様に感じた。
せめて周波数特性とインピーダンス特性、指向特性、出力音圧レベル、出力音圧レベル違いによる周波数特性位は見せて欲しいと感じた。

出てくる音はパーツの音に影響を受けるところは事実だろう。しかし、良いものを集めたから音が良いとならないところがオーディオの面白いところ。

個人的な印象では、強大なエンジンパワーをタイヤが受けとめられず、車体が右往左往している状態に見えた。
具体的には、コーン紙の分割振動を抑える工夫をしないと漉いた和紙固有の音色が残り、原曲にない音色を加味し続ける事だろうと感じた。人の声が、スピーカーの中央に位置せず、左右の幅一杯に広がるのはビッグマウスと言って嫌われる症状である。
最新のユニットやシステムでは、スピーカーの間だけではなくスピーカーの幅以上に広がったり、上方から音が聞こえたり、奥の方から聞こえたりすることが基準となってきている。3次元的な表現が聞き取れる様な気がする。
位相特性までもコントロールの範囲に入ったり、エッジからの反射を抑える方法など様々な検証が実際の製品で試されているのが今日のユニットの世界なのだろうと見ている。

以前聞いたことのあるイグザクトの音色は、中高域にしとやかさが有ったように感じている。

思ったまま失礼を顧みず、書かせていただく。

その後、地図にある「だいおうわさび農場」へ向かった。


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カセットデンスケとiPod nano

2008-09-29 05:56:34 | オーディオ
 昔々最高の音質が表現できるものとして、「サンパチ2トラ」と言うテープデッキがありました。

放送局でも使われており、これがオーディオマニアのステータスとして幅を効かせていた時代がありました。

1975年に私も手に入れて乙に入っていたものでした。(現在も動作可能です。但しテープから磁性粉が剥がれ落ちるので多用は出来ません)

その後手に入れたカセットデンスケは、大井川鉄道やコンサートなど持って出掛けたものです。ナイアガラの滝の音も取りました。

そんなデンスケとその後一世を風靡した「ウオークマン2」、それ以来の購入となる「iPod nano」


その時々を代表する機器を並べてみると自分の人生と入り乱れて複雑ではありますが、楽しい一瞬でもあります。

今日は台風の到来もあるらしい予報。空は一面の雲。

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「iPod nano」って、何なの!?

2008-09-28 07:34:26 | オーディオ
最近の若いモンは!!
と言う一つの常識として、ヘッドフォンステレオがある。

私も電車の中で、シャカシャカと耳障りでうるさい音に顔をしかめているタイプ。

しかし、どの位なものnanoか、気になってはいた。

先週、思い切ってヘッドフォンステレオ「iPod」を買ってみた。



ウオークマンやポータブルCDプレイヤーなどとは比較にもならないサイズと重さ。ヘッドフォンが邪魔な大きさです。

音楽の取り込みには基本的に、ネット接続のパソコンが必要。
繋ぐだけでパッとできますよ! と若い社員に言われたが、なかなか巧くできない。
(新しいバージョンの製品はソフトも変わっていて、本当に何もしなくても音が転送される仕掛けになっていた

便利すぎて、不安になってしまうオヤジ

おまけに付いてきているヘッドフォンでも普通の人は満足できそうなくらい高音質。256kbと言う高音質タイプに変更して聞いてみたが、少しエコーのような、まろやかさが少なくなった。
転送レートが低く、音を純粋に聴くには一寸足りない感じがした。


最近、カナルタイプのヘッドフォン(イヤフォン?)が、流行っていて、音質はかなりのものらしい!! それを試してみようかな?

以前、スタックスと言う雑司ヶ谷にあったメーカーのヘッドフォンを目標にスピーカーを構築してきた私としては、ヘッドフォンは大いに気になる存在ではあります。


実際に自分の目や耳で確かめるという「基本」を、持って「心の青春」を横臥したいオヤジでした



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05月28日夜、山梨まで出かけてきました

2008-05-29 23:23:22 | オーディオ
28日の朝は曇り空。道路側の紫陽花が段々元気になってきた。


空は、曇り空。

仕事は一連の仕事が続き、雑用と絡み中々忙しい・・・・・・。


午後になって友人から、山梨行きの打診があった。(私用)

無理矢理やりくりを付けて、定時終了後、出かける。

外苑から首都高へ入り、中央高速へと変わる。 

此処は地元住民の方が反対運動をされた事で開通が遅れた外環とのインターチェンジ部分。


下りより、上りの車がかなり多く感じた。


着いたところは真っ暗な通りに、コンビニが一軒

砂利道を通り抜けて、伺った世界一こだわりのスピーカー創作会社。
「feastrex」ブランドのスピーカーユニットを製造販売されている会社アイビーアイを訪問した。社長は学術博士秋山様、制作責任者は寺本さん。
お二人のコンビで趣味の製品を作ろうとの意気込みでアセンブルをされているようだ。
良い音は素材の音が有効と、兎に角素材選びに血眼に感じた。

伺った話では、現在エージングをしているユニットは来月早々にインドへ持って行かれるとか?砲金削り出しのフレームらしいが、幾らするんだろう??
(こっそり聞くと、一本300万円!?!? ステレオだと??!??!)

音離れが良く、刺激的な音は余り出ない。和紙のダブルコーンセンターキャップにもこだわりがあるようだ。 定位が安定しており、音楽が楽しめそうだ。

とは言っても、素人の私が言うよりご本人の紹介ブログを参照していただければ間違いありません。(此処までお金を掛けて探求できる方は二人と居ない気がします。)

自宅近くで下ろして貰ったが、人影はまばら。

ふと現実に戻ったのは、夜も更け、午前0時を回っていた・・・・。



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ビクターマークの由来

2008-05-24 07:32:15 | オーディオ
先々週ビクターさんのショールームを見学させて頂いた。

その時に頂いたニッパー犬の置物。

今は、メインスピーカーの上に鎮座しています。


その時箱の中に入っていた説明書が気になっていた。

少し古い感じを出そうと苦心の印刷(?!)


裏面には、ビクターマークの由来が書かれていた。

「ビクターマークの原画は、1889年にイギリスの画家フランシス・パラウドによって描かれました。
フランシスの兄マーク・H・パラウドは「ニッパー」と呼ぶ非常に賢いフォックステリアをかわいがっていましたが、彼が世を去ってしまったため、彼の息子と共にニッパーを引き取りフランシスが育てました。
たまたま家にあった蓄音機で、かって吹き込まれていた兄の声を聴かせたところ、ニッパーはラッパの前でけげんそうに耳を傾けて、懐かしい主人の声に聞き入っているようでした。
 そのニッパーの姿に心を打たれたフランシスは早速筆をとって一枚の絵を描き上げました。その時の蓄音機は、録音・再生が出来るシリンダー式でしたが、その後円盤式に描き換えられました。そして、「His Master Voice」とタイトルを付けたのです。
亡き主人の声を不審そうに聴いているニッパーの可憐な姿は、円盤式蓄音機の発明者「ベルリナー」を感動させ、この名画をそのまま商標として1900年に登録しました。
それ以来、この由緒あるマークはビクターの全製品に美しく記され、最高の技術と品質の象徴として、世界中の皆様から信頼され、愛されています。」

His Master Voiceと言う事は知っていたが、正しくは知らず備忘録として記録させて頂きました。

今思い起こすだけでもビクターとの出会いは驚きの製品を通して長年に及ぶ。
1974年積層ブナ材によるレコードプレイヤーJL-B77(3本アーム付き)
1976年頃か、驚異のレコード針MC-1
同じ頃、ソニーからビクター製に換えたテレビの色の芳醇さに感激した。
家庭用ビデオデッキは技術と言うより戦略の勝利であったのではないかと思うが一時期はそのパテント料だけで会社が成り立ったとか聞いた。
液晶テレビ時代に入っても、倍速表示など世界で一番乗りという快挙。

そして昨年、ネイティブコントラスト15000:1と言う画期的なプロジェクターを導入。面白い会社ではあるが、少し技術偏向か?と、技術の私が感じる。

無響室でピアノの音を録音したり、レコード針の真上にプリントコイルを置いたり・・・。テレビや報道の現場ではモニター画面も多く使われている。

ケンウッドとの合弁会社への移行が報道されているが、この「ロゴマーク」と「技術志向」だけは生き残って欲しいと、遠くから微力な声援を送る。


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指揮者サー・ゲオルグ・ショルテイ

2008-04-04 23:39:15 | オーディオ
写真で見ると、その辺りのおじさん風にも見えかねないゲオルグ・ショルティ氏。

緻密さと大胆さとを持ち合わせながら試聴者にそれを意識させることなく演奏できる人とでも言えば良いのだろうか?
私の中ではダントツの最高指揮者として君臨している。

今更ベートーベンの5番でもあるまいにと思いながら,中古屋さんで買い求めた一枚。

ショルティ氏の解釈はいかがなものなのであろうかという興味を、おさえることは出来なかった。
(アナログレコードの最高峰とオーディオ界のカリスマに言わしてた「ニーベリングの指輪」17枚セットを聞き通せる環境作りが当面の目標。)


ザルツブルグへ行きたいと言い始めてから既に18年になろうとしているけれど、実現の兆しはない。
近い将来きっと実現するぞ! と、思いを新たに今日も会社へ出陣!


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「音が見える!」アナログレコード

2008-04-01 06:03:29 | オーディオ
久しぶりにレコードを買った。(但し中古品)

直径30cmの黒いビニール盤である。

八王子へ出かけた際、通り道ビル一階にひっそりと開いている中古レコード店がある。ふらりと立ち寄って、段ボールにぎっしりと詰め込まれたアナログレコードを少し眺めてみた。

昔、欲しかったが手が出せ無かった製品を幾つか見つけた。

サンサーンスの交響曲3番ハ短調、作品78 ズビン・メータ指揮は、オルガンの音が見えると評判になった記憶があった。

レコードの表面を眺めると、確かに音飛びしそうなくらい音溝が揺れ動いて見える。次の休みには、アンプのウォーミングアップをしっかりとして、少し大きめの音で聴いてみよう。

ちなみにこのレコード、3枚で1000円と格安。このレコードは1973年製とあるが、同年代の我が家のジャケットと比べて却って綺麗な事に驚いている。

久しぶりのアナログ復活しそうであります!



29日に戴いたカニ。大きくて味が見えそう!!!でしょ?!  昨晩、夕食時戴きましたが、とても美味しかった!!



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DP-67 VS DVD-3930試聴結果の推察

2008-02-12 05:49:02 | オーディオ
2003年発売と記憶しているアキュフェーズDP-67は私が考える最上のCD再生システムと考えてきた。 比較したデノンDVD-3930は本来がDVD再生機であり、通常のDVDを画像補完してフルハイビジョンサイズまで拡大、時間軸領域まで調整するというフォトショップ顔負けのシステム。50Wクラスのパワーアンプより電気を使用するDVDプレイヤーの化け物(失礼!)なのです。


CDプレイヤーの音の違いはピックアップしたデータの読み取り誤差が大きな原因を占めると3種のデータを積算し、平均値をデータとすると言うコロンブスのたまご風のアイディアが実践されている。
確かに、ノイズ感は少なく穏やかな音質は大人の好む方向へ向いている。



一方のデノンは、音質をデジタル的に分解研究したかのような詰め方。DVDの音をアップスケーリングするかのように音の抑揚を明快に現してくれる。
元気なときはより元気に、静かなときには一層しずか風に演技しているのかも知れない。全く合わないCDも出てきそうな気がするが、この新鮮さは大いに魅力的である。回路技術と新しいパーツをどん欲なまでに取り込み、実用化された技術陣の熱意が音になっているように感じる。アキュフェーズと比べると、内部配線や部品配置は未熟だがその分、音が補って余りある仕上がりに見える。

問題は、プレイヤー本体の発熱! アキュフェーズP-7000よりも高熱になるのは驚くしかないが、長期間に渡り安定使用が出来るのだろうか?
大いに不安に思うところです・・・。

これで電源ケーブルを変え、棚を造って上蓋など多少の対策をすると更に音質が向上するのではなかろうか?

楽しみが増えて、やるべき事が多すぎる。時間の工面が益々必要。


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DP-67とDVD-3930 CD比較試聴した印象

2008-02-11 11:24:01 | オーディオ
最近AVに偏った時間を、オーディオにも触れたいと新しいCDを何枚か買い求めた。

評論家の方達に評価の高いものを選び、ネットで申し込んだのだが、新宿あたりでは手に入らないものが簡単に届いたのには驚いた。

しかし、大きな問題があることに気づく。
我が家のシステムは、CDを良い音で!と組み合わせているつもりだが、最近のCDはSACDとのハイブリッド版が目立つ。
以前は、その内消える規格だろうと無視していたがそうも行かなくなってきているようだ。

以前、通常のDVDを、フルハイビジョンで見るために買い求めたデノンのDVD-3930の音の良さが印象にあり、これならばSACDも聴けるとAVシステムから外し、オーディオセットで試聴してみた。


オーディオ用セットは、アキュフェーズ中心でC-2400+P7000にCD専用プレイヤーはDP-67。
SPは、自作D58.1箱へ、フォステクスFE-208ES-Rを組み込み、T-90AをCSOコンデンサー0.47μで繋いでいる単純なもの。

ジョセフ・リン 「バッハとイザイ」、ピエール・ブレーズ「マーラー交響曲8番」を準備したが、まず単純にCDのみを聴いてみた。

暮れに初めて聴いた「吾亦紅」すぎもとまさと、「桜」こぶくろ、佐藤美枝子/さくら横ちょう、「五能線」水森かおり等々とさだまさし。

アキュフェーズは、紳士的で崩れることはないし不安感ゼロ!
微細な音もキチンと出している行儀の良い感じ。スピーカーとスピーカーの間に行儀良く音が収まっている。
創始者の春日二郎さんを思わせる端正な音である。 いつもの音で安心して聴ける。

翻って、デノンDVD-3930、本来はDVDプレイヤーである。
音が出た瞬間から、元気いっぱいに音がはじけ飛ぶ! スピーカーの横まではみ出したり、高さも出ているように感じる。横幅がでているせいか、楽器やボーカルの定位が目に見えるようだ。
(スピーカーユニットをFE-208ESから、FE-208ES-Rへ交換したせいか中高域の分離が明瞭にきこえる。以前のようにうるさく無くなっている感じ)

低音もダンピングが良くなり、はじけ飛んでくる音の固まりに、興奮してしまった。かと言ってヒステリックさもなく、現在のシステムと私の好みにピッタリと判断。

問題点としては、トレーの動きやCDを認識するスピードの遅さ。ファンか何か回っている音が聞こえてくる。ノイズレベルが高く、余韻に浸ると言うのでなく、試聴風な聴き方になりそう。その分、埋もれかけて居るかのような音まできっちりと聞こえてくる。汎用機の方がCD単独の音でも良く感じられる!!

今暫く、聴いてみて、良ければキチンとした棚を造ろうと思う。

と言うわけで、価格だけでは決められない時の進歩と好みの変化の狭間を懸命に生きる中年オヤジの独善的評論でした。

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