目的のものを見つけることができなく、意気消沈して林道を引き返す。
林道脇にはフキが生えており、何かの食痕があるので、あのハムシをちょっと探してみた。
「クリソリ~~~ナ!」とイタリア人っぽく巻き舌で叫んでから探すのがコツ。
恥ずかしがることはない。付近にはヒグマとエゾシカしかいないのだ。
いたいた・・・紺色型。同色の雌雄確認。
おそらくオオヨモギハムシでないかと。
おおっ、銅色型もいる。同色で雌雄確認。
ということは、こちらはアイヌヨモギハムシだろうね。よしよし。
個体数多いね、ここ。
帰宅して確認すると・・・
なんと、どちらもしっかりとした後翅があるではありませんか!
何かの間違いかと思って、交尾器の確認してみると、どちらも陳腐なヨモギハムシだった・・・
まさか同じ場所で、異なる体色が混生しているとは驚きだ。
くそ~ハムシのくせに!
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