探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

むなしき枯れ葉色

2018年01月25日 | 標本・探索用具


苦労して採集した昆虫は、綺麗な姿で標本にしたいと思うのは当然のこと。
しかしバッタは、トンボに匹敵するくらい乾燥標本を標本箱に納めることが残念な昆虫。
触角や後肢がやたら長い種が多いので、悲しいくらい無駄にスペースを食ってしまうし、写真のように生きていた時の体色を維持することが困難。(ちなみに生体は緑色だった)
いろいろと退色防止の方法はあるが100%でない・・・というかスマホゲームのガチャくらい低確率の成功率。たくさん標本を作製して成功したものを選択するので、個人的に好まない方法。


ヒラタクチキウマのように、元々枯れたような体色の種は、体色の変化が少ないのでいいけど。
バッタは液浸標本が体色の変化も少なく、処理も簡単だけど、やはり標本箱に納めて鑑賞したいと思ってしまう。


閑散期の暇つぶし

2018年01月06日 | 標本・探索用具

探索閑散期に突入して、全く探索していない。
以前なら、閑散期でもちょくちょく出掛けているのだが、年のせいか、旭川の冬が厳しすぎるせいか、意欲が湧かない。眠いのだよ。

では今シーズンの閑散期は何をしているのかと言うと・・・

飼育生物の観察とか・・・
エゾコバネササキリの卵(シャーレ)とアポイマイマイの卵(ポリカップ)
孵化するんかねコレ。最近のアポイマイマイは孵化率がどんどん低くなってきてるし。
孵化したら今年の運勢は大吉。孵化しなければ凶・・・じゃなくて小吉。


数日後、孵化確認。
今年の運勢は大吉だ。


それから今まで採集してきた標本は、桐製の標本箱に一時保管して、ある程度集まったらドイツ型標本箱へ整理してまとめたりする。

これはオサムシ類
亜種はともかく、種としての北海道産オサムシはほぼそろったし、今後狙って採集することはなさそうなので整理した。
若干スペースがあるのが気になるので、気が向いたら細々と何かのついでに亜種収集するかも。


こちらはゼフィルスを中心とした陳腐なものから珍種までの小型チョウ。
標本箱に整理していると、採集した状況などいろいろと回顧する。
ゼフィルス採集でカシワ林を通ったりしたが、成虫の区別が困難で、ほとんどが区別の容易な卵を採集し飼育して羽化させた。
今後見られなくなるかもしれないシロオビヒメヒカゲ定山渓亜種を札幌在住時に採集できたことは良かった。当時は現地に行けば1~2個体は見かけることができたが、今はどうだろうか。


残りの時間は、「生き物研究室」をマイナーチェンジという名目でいじくりまわすくらいか・・・
毎年のことだが、いじくった割には最終的にほとんど変わっていない。
そして気付く人もいない。


出費の連鎖

2017年05月13日 | 標本・探索用具

ある依頼による臨時収入があり。
そう言えば20年近く愛用している登山用トレッキングシューズが靴底はすり減りボロボロ状態なので、これを機に買い替えようと計画。
しかし先日の火傷の治療費で吹き飛んでしまった・・・


でも購入した。コロンビアのトレッキングシューズ
20年も履き続けていたんだから、新調を否定する理由はない。
実はこれよりもデザインが気に入っていた靴があったが、こちらの方が履き心地がよく、軽く、価格もお手頃ということもあって悩んだ末、これに決定。
ちょっとした登山系探索に役立ってくれるだろう。

帰宅したら、自動車税の請求書が届いていた・・・